今年で20周年を迎えたサマーソニック2019年に出演し、人気急上昇中のシンガーソングライターのロロ・ズーアイにインタビュー。仏パリ生まれ米カルフォルニア育ちで、現在はニューヨークを拠点にしているロロのミステリアスな音楽や意外な交友関係について聞いてきました。(フロントロウ編集部)

次世代シンガーのロロ・ズーアイ

 デビューアルバム『High High to Low Lows(ハイ・ハイズ・トゥ・ロウ・ロウズ)』が音楽ストリーミングサービスで絶賛配信中のロロ・ズーアイ(Lolo Zouaï)。

画像: 次世代シンガーのロロ・ズーアイ

 一度聴いたら忘れられないジャンルにとらわれないメロディと、卓越したソングライティングのセンス、そしてフランス語を加えたユニークな歌詞が魅力的なロロの楽曲。サマーソニック2019でのパフォーマンスで、日本でも人気急上昇中だ。 

“ロロ・ズーアイ”は本名?
 ラストネームの「ズーアイ( Zouaï)」は本名。父親の出身地であるアルジェリアでは一般的な名前らしいのだが、アメリカでは馴染みがないため、「ザーイーとか、ズーエイとか間違えた発音で呼ばれる時がある」そう。
 インスタグラムのバイオグラフィーに「zoo-eye」とラストネームの発音が書かれていることについてフロントロウ編集部が聞くと、「そうなの!それで発音の仕方がわかるでしょ(笑)。難しいのもわかるけどね」とチャーミングに答えた。

この投稿をInstagramで見る

Hello Tokyo

Lolo Zouaïさん(@lolozouai)がシェアした投稿 -

 今回が初来日となったロロは、日本について「絶対好きになると思っていたから想像通り」と話し、20周年を迎えたサマーソニックでのパフォーマンスを「気持ちよかった!初めてのステージがサマソニで、観客の反応もよかった」と振り返った。

「High High to Low Lows」はどんな曲?

 サマソニのステージでも披露したロロのヒット曲「High High to Low Lows」は、Spotifyがその年もっともフレッシュなサウンドを選出するSpotify's Fresh Finds Best of 2017に選出された楽曲。人生のアップダウンを歌ったこの曲についてロロはフロントロウ編集部にこう語った。

「人生で希望を持とうとする気持ちを歌った曲。私の場合は音楽についてで、LAを出て再出発した時に感じた人生のつまづきを(プロデューサーの)ステリオズ・フィルに話していたの。素敵なホテルにいる時のハイな気持ちと、自分の狭いアパートにいる時のロウな気持ちを表現した曲で、誰もが経験したことがあると思う。だからこそ、たくさんの人に共感してもらえたんじゃないかな」

ジャンルレスな音楽のルーツ

 同曲のように、ロロの音楽といえば、R&Bやポップ、トラップがミックスされたようなミステリアスで独特なリズムが特徴。

「私の音楽は、ジャンルレスなところがあると思う。R&Bやポップ、ヒップホップが混ざっていて、私のなかにある異なる文化にインスパイアされているの。(音楽のジャンルより)自分の聴く音楽やフィーリングが優先かな」

新曲「カフェイン(Caffeine)」のMV

フランス語の歌詞が魅力的

 さらにロロといえば、歌詞にフランス語を取り入れることも特徴的。これがフランス人にも好評で、パリではツアーのチケットが即完売になるほど熱狂的なファンも多い。

「最初にフランス語を歌詞にいれた時は、アーティストとしての自分に大きな影響があるとは思ってもいなかった。フランス語は喋れるけど、英語が第1言語だから普段は英語を話しているし。でも、作詞している時に何を書けばいいか分からない時があってそこにフランス語を入れてみたの。その時は“私ってセリーヌ・ディオンみたい!(※)”って思ったんだ(笑)。アメリカでフランス語の歌詞を入れてる人って誰もいないじゃないかな。まあ、そんなに深くは考えていなくて、フィーリングで歌詞を書いてる」
※セリーヌ・ディオンはカナダの中でもフランス語が公用語であるケベック州出身のため、英語だけでなくフランス語のアルバムも多数リリースしている。

この投稿をInstagramで見る

PARIS I CANNOT BELIEVE THIS!!! THANK YOU THANK YOU THANK YOU!!!

Lolo Zouaïさん(@lolozouai)がシェアした投稿 -

kemioとの意外な交友歴

 そんなロロは、日本のインフルエンサーであるkemio(けみお)と親交があり、初来日した時にも再会している。なんでも知り合ったのは約5年前だというが、初めて直接会ったのはオンライン。リアルに対面したのはある程度経った後だったという、SNS世代ならではの関係についても話してくれた。

「kemioとはインスタグラムを通して、かれこれ5年間くらい友達なの。私は彼の服が好きで、彼は私のスタイルを気に入ってくれてフォローし合っていて、私の音楽がリリースされるといつも応援してくれて、彼の本が出版された時は私も大喜びした。それから半年後にNYで初めて直接会ったんだ」

ファッションアイコンの“リアル”な話

 古着屋で発掘したアイテムを活かしたストリートスタイルが得意なロロは、トミー・ヒルフィガーやコーチなどの広告に抜擢されるなどファッション業界からも注目される。次世代のファッションアイコンとしても熱い視線が注がれるロロが、ファッションについて謙虚な気持ちを語った。

画像: ファッションアイコンの“リアル”な話

「私はトレンドを追っているわけじゃないんだけど。古着屋を巡ったりするのが好きで、ファッションについて学び始めたばかりだから、(Coachの)ミューズに抜擢されたりすることはとっても興味深い。新しいブランドのことを学んで楽しいよ。今度初めてファッションウィークに行くの! 何着ようってかんじだけど、衣装を提供してくれることを願っている」

“失敗”がきっかけで生まれたトレードマーク

 フープイヤリングにヘアクリップがトレードマークになりつつあるロロのスタイル。前髪をとめたヘアクリップは、まさかの失敗から生まれたスタイルだった⁉

「ヘアクリップは髪が伸びて前髪が出来たから取り入れ始めたばっかりなんだ。つけているのにはちゃんと理由があるんだよ。美容院で変な髪型にされたから…、いやそんなに変ってわけじゃないんだけど…、とにかく!昔は前髪が長くて顔にかかって邪魔だからヘアクリップをつけてみたの。そしたら可愛かったからつけている」

ファッションにお金を使いたくない

 ヒット曲「High High to Low Lows」の歌詞には、「They think it's all gucci, but it's 99 cents(ぜんぶグッチだと思ってる/でもこれは99セント)」という一説がある。駆け出し時代で金欠なことや古着好きなロロのことを上手く表現した歌詞だが、人気が高まった今、ファッションに投資できる余裕もできたのでは?

「うーん。そんな高いお金を洋服に使いたくない(笑)」

ロロが日本語に挑戦

 どこか近寄りがたい音楽性やアンニュイなルックスとは異なり、フランクで優しいトーンが印象的だったロロが、日本語に挑戦。カタカナでサインを書いてもらいました!

画像1: ロロが日本語に挑戦

 「上手く書けてる?」と心配しながら書いたロロだが、仕上がりは上出来。書き順まで正しくかけていた。

画像2: ロロが日本語に挑戦

 そんなロロの日本語サインを抽選で2名様にプレゼント。応募方法はフロントロウの公式ツイッターアカウントをフォロー&該当ツイートをリツイートして。締め切りは9月8日(日)23:59まで。

 これからの活躍が楽しみな、ロロ・ズーアイのデビューアルバム『High Highs to Low Lows』は、各音楽ストリーミングサービスにて配信中。(フロントロウ編集部)

この記事を気に入ったら、「FRONTROW」のfacebookページをいいね!する

This article is a sponsored article by
''.