故ロビン・ウィリアムズの誕生日を娘がお祝い
これまでその演技力を生かし、映画『アラジン』や『ミセス・ダウト』、『ジュマンジ』といった子供向けの作品から、『レナードの朝』や『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』、『パッチ・アダムス』といった大人も大号泣させる感動作まで、幅広い作品に出演してきた故ロビン・ウィリアムズ。ロビンは2014年8月に自死で亡くなってしまったけれど、これまでの作品は今もなお多くの人に愛されている。
そんなロビンの誕生日である7月21日に、ロビンの娘であり俳優のゼルダ・ウィリアムズが、粋な行動を取った。ロビンは生きていれば2020年で69歳。そのためゼルダは、父親が69歳になるはずの誕生日にちなみ、69.69ドルを様々な団体に寄付したことをツイッターで発表。
ゼルダは「今日は父の69歳の誕生日だったので、彼(とその素晴らしい数字)を称えるために、できる限り多くの地元のホームレスのシェルターに69.69ドルを寄付します。もしよかったら参加してください。けど、(寄付に参加する参加しないに)関係なく、今日は父のことを見て子供のようにお腹の底から笑ってくれることを願います」と、ツイートして父親の69回目の誕生日をお祝いした。
Today would’ve been Dad’s 69th birthday, so to honor him (& that glorious number), I will be donating $69.69 to as many local homeless shelters as I can. Join me if you like, but regardless, know I am wishing you all at least one hearty, immature belly laugh on Dad today ♥️
— Zelda Williams (@zeldawilliams) July 21, 2020
ゼルダは寄付をしたという証明書も一緒にツイートしており、地元のホームレスのサポートをしている。
なぜホームレスをサポートする団体に寄付するのか?
寄付先ならいくらでもあるのに、なぜゼルダはホームレスの人たちを救済する団体を選んだのか。それは、父親ロビンがホームレスの人のチャリティに積極的に参加していたから。ロビンは生前、ホームレスの人にお金を渡したりする姿が目撃されていたという話もあったり、ウーピー・ゴールドバーグやビリー・クリスタルと共に『コミックリリーフ』というホームレス救済のチャリティ番組を行なったりと、ホームレスの支援に力を入れていた。
そのため、ゼルダは父親ロビンの意思を継いでホームレスをサポートする団体に、ロビンがなるはずだった69歳という年齢にかけて寄付をするという粋な方法で亡き父親の誕生日をお祝いした。
(フロントロウ編集部)