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MCU映画でスパイダーマンを演じたトム・ホランドが、MCU映画で共演した“大先輩”から受けたアドバイスとは?(フロントロウ編集部)

トムホが先輩から学んだこと

 MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)映画に出演したヒーローのなかで、最年少アベンジャーズのスパイダーマンを演じたトム・ホランド

 ハリウッドでトップを走る俳優ばかりが出演するMCUで、役者としても若手のトムが先輩たちから学んだことを、米ユタ州のソルトレイクシティで行なわれたFanXソルトレイク・コミコンで明かした。

 トムはまず、劇中で師弟関係にあり、役者としても尊敬するアイアンマン(トニー・スターク)役のロバート・ダウニー・Jr.についてこう語った。

「時には、アドバイスをもらわなくてもいいことがある。ただ一歩さがって尊敬する人を見るんだ」「ロバート・ダウニー・Jr.の素晴らしいところは、彼が地球上で最も有名な映画スターなのに、いつも早く現場入りして、制作陣みんなの名前を憶えていて、セリフを忘れないところ。プロであり、そして優しくて思いやりのある人」

画像: トムホが先輩から学んだこと

 さらにトムは、ロバートやキャプテン・アメリカ(スティーブ・ロジャース)を演じたクリス・エヴァンス、そして単独映画『ブラック・ウィドウ』の公開を控えるブラック・ウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)役のスカーレット・ヨハンソンから学んだ、“役者として大切なこと”を明かした。

「撮影中に風邪をひいていたんだけど、その時に彼(ロバート)のことはよく知らなかったのに『元気にしてあげるから僕のトレーラーにおいで』って誘ってもらったんだ」「そこで話しながら、先輩後輩的な関係が生まれた。MCUに参入することは鋭気をくじくほど大きなことだ。だって5,000人の前に座ることが普通の出来事になっちゃうんだからね。それで、ロバートとクリスとスカーレットから学んだのは、君がトップにいたとしてもクソ野郎にはなってはいけないってこと」

 ロバートやスカーレットは、トムが生まれる前からハリウッドの第一線にいた存在。さらにロバートは、アルコールと薬物の依存で逮捕された過去があり、ハリウッドから干された時期もある。

 そんな苦い過去があるからこそ言える大切な教訓を、MCUの先輩はこれからに期待がかかる後輩のトムに伝授した。(フロントロウ編集部)

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