故マイケル・ジャクソンを巡って起きた娘パリスとラッパー50セントのバトルについて、マイケルの甥にあたるTJ・ジャクソンが口を開いた。(フロントロウ編集部)

50セントの過激発言にマイケルの甥は…?

 最近、「クリス・ブラウンは、マイケル・ジャクソンより優れたアーティストだ」というSNS上の発言で世間を騒がせたラッパーの50セント。反応したマイケルの娘パリスに対し、ドキュメンタリー映画『ネバーランドにさよならを』で持ち上がるマイケルの過去の性的虐待疑惑の話題を振って、騒動となった。

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 そんななか、マイケルの甥として知られるTJ・ジャクソンが米AllHipHopのインタビューで、この50セントとパリスのバトルについて口を開いた。

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「『In da Club』を含めて50セントの曲にお気に入りはあるけど、彼への尊敬の気持ちはなくなってしまった。いろいろな意味で、多くのリスペクトをね。真実について調べないまま私の叔父を攻撃するなんて、クールだとは思わない」

 TJはマイケルの性的虐待疑惑に触れた50セントを強く批判し、さらにこうコメント。

「それから、まだ若いのに、父親をとりまく騒動を対処しなくてはならない僕のいとこを攻撃するなんて、それはもっと幼稚で気味が悪いこと。50セントが成長して、リスペクトできるような面を見せてくれることを願っているけれど、実際これが現状だよね」

 TJは、自身のいとこにあたるマイケルの娘パリスを擁護。過去に「父親を擁護することは自分の役目ではない」と語っていたけれど、その一方でつねに世間からの関心や心無い言葉と向き合わなくてはならないパリスを想い、TJは家族を守る姿勢を見せた。

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 ちなみに50セントは、最近出演した米The Breakfast Clubのインタビューで、「俺があの時言いたかったのは、クリス・ブラウンはマイケルより上を行く存在になったってこと。今では、2パックよりラップが上手いアーティストだっている。なぜなら、時代と共に俺たちが成長してきたからだ」と発言し、インスタグラムの投稿について釈明している。(フロントロウ編集部)

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