天才プロデューサーのマーク・ロンソンが、自身が「サピオセクシャル」であることを明かした。(フロントロウ編集部)

“ある事”に魅力を感じる「サピオセクシャル」とは

 ブルーノ・マーズやレディー・ガガ、マイリー・サイラスといった数多くの人気アーティストとコラボしてきた天才プロデューサーのマーク・ロンソンが、自分は「サピオセクシャル」であると英番組『Good Morning Britain(グッド・モーニング・ブリテン)』でカミングアウトした。

 サピオセクシャル(Sapiosexual )とは、外見やジェンダー、性的な魅力よりも知性に興奮し惹かれてしまう人たちのことを指す言葉。

画像: “ある事”に魅力を感じる「サピオセクシャル」とは

 先日、『Good Morning Britain』にマークと一緒にゲスト出演したジャーナリストで作家のニキ・ホジソンが、フランスの女性権利大臣を務めるマーレーヌ・シアパが自らをサピオセクシャルと表現したことを受けて、自分もサピオセクシャルだと認めたのを聞き、マークもそれに追随した。

 「知性に最も魅力を感じることを表現する言葉があるなんて知らなかった。とても興味深かったね。(サピオセクシャルについて)本番前に番組のプロデューサーたちと楽屋で論議を交わした。その結果、自分はサピオセクシャルだという結論にいたった」

 出会い系サイトのOKCupidが、知的な人に魅力を感じる人たちのために、性的指向のリストに「サピオセクシャル」という項目を加え、瞬く間に世間に広まったこの新語。今回、マークがカミングアウトしたことで、今後さらに浸透するに違いない。(フロントロウ編集部)

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