ドラマ『Fosse/Verdon(原題)』でエミー賞初受賞を果たした女優のミシェル・ウィリアムズが、受賞スピーチで男女の賃金平等を訴えて称賛されまくっている。(フロントロウ編集部)

“上司”たちに男女の賃金平等を訴えかける

 伝説の振付師とその妻となった女性ダンサーの夢とロマンスを描いたドラマ『フォス/ヴァードン(Fosse/Verdon)』で、リミテッドシリーズ/テレビ映画部門の主演女優賞を受賞したミシェル・ウィリアムズが、受賞スピーチで男女のギャラ問題に言及した。

画像: “上司”たちに男女の賃金平等を訴えかける

 以下、ミシェルのスピーチの訳。

 「(この作品を通じて)女性がまわりから信頼され、恐れることなく何が必要かをはっきりと口にすることができ、自分の話に真剣に耳を傾けてもらえた時、何が可能になるのかを示すことができた気がします。

 撮影期間中、私がダンスのレッスンを受けたいと言った時も、もっとボイストレーニングを受けたいと言った時も、『違うウィッグが欲しい』『ゴム製じゃない付け歯が欲しい』と言った時も、聞こえたきたのは『イエス(いいよ)』という返事だけでした。(自分の要求は)たくさんの努力とお金が必要となるものばかりでしたが、私の上司たちは、私以上に私がグウェン・ヴァ―ドン(役名)を演じるのに何が必要かを知っていたのです。

 すべてにおいて私のことをサポートし、平等にギャラを支払ってくれたFXとFOX 21に感謝します。誰かに価値を見いだすことで、その人が持つ本来の価値を引き出せることを、彼らはちゃんと理解してくれていました。彼らはそのための費用や労力をどこにつぎ込むと思いますか?彼女の仕事です。

 この先もし女性が…とくに有色人種の女性ですね。彼女たちは白人男性が1ドルを稼ぐのに対し、たったの52セントしかもらっていません。もし彼女たちが、あなたに仕事のために必要なものを要求してきた時は、どうか彼女の声を聞き、彼女のことを信じてあげください。もしかしたら、いつか彼女があなたの目の前に立ち、健全な労働環境のおかげで成功できたことを感謝してくれるかもしれません」

 賃金だけでなく、「女性だから」という理由で拒否することなく、自身の要求を受け入れ、平等に働く機会を与えてくれた放送局に感謝するとともに、ほかの“上司”たちに向けて、もし自分と同じように声を上げる女性が目の前に現れたら「同じようにしてほしい」と訴えかけ、会場にいた人たちから拍手喝采を受けた。(フロントロウ編集部)

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