要注意人物が来場→逮捕へ
シンガーのマイリー・サイラスが出演した米ネバダ州ラスベガスで行なわれたiHeartRadioミュージックフェスティバルの会場で、42歳の男が脅迫の容疑で逮捕された。
米TMZの報道によると、以前にもマイリーに身の危険を感じさせる発言を繰り返していたというデイヴィッド・ラムジー容疑者は、セキュリティチームが管理するブラックリストに名前が記載されていたほどの要注意人物。
ラムジー容疑者は、セキュリティチームに「自分にはマイリーを妊娠させる義務がある」などと主張したほか、「シンガーの故マイケル・ジャクソンと故プリンスを生き返らせてマイリーと一緒にパーティーしたい」などと奇妙な妄想を口にしていたという。
ラスベガスでの公演前、ツイッター上でラムジー容疑者がマイリーへの襲撃をほのめかす投稿を行なっていることに気づいたセキュリティチームが、ライブ当日会場で警備にあたっていたスタッフたちに同容疑者の顔写真を配布。厳戒態勢を敷いていたところ、ラムジー容疑者の姿を発見し、身柄を拘束。通報により駆けつけた警察により、そのまま逮捕された。
世間では、マイリーのセキュリティチームの迅速かつ的確な対応に感心の声が上がっている。
マイリーは2019年6月、当時交際中だった前夫で俳優のリアム・ヘムズワースとの外出中にファンと称する見ず知らずの男性から髪や体に触られたあげく、首に腕を回して頬に無理やりキスされるという公然セクハラ行為の被害にあっており、過去の苦い経験を活かして、セキュリティチームは警備を強化していたものとみられる。(フロントロウ編集部)