ダイヤの婚約指輪を“封印”
現在、長男アーチーの誕生後初となる公式外遊で南アフリカ共和国を訪れているヘンリー王子&メーガン妃夫妻。
連日、訪問先で熱烈な歓迎を受ける様子が伝えられ、普段よりカジュアルダウンしたメーガン妃の装いも注目を集めているが、これまでの日程のすべてで、メーガン妃がいつもなら着用しているはずのダイヤの婚約指輪を着用していないことが話題となっている。
2017年にヘンリー王子からプロポーズされた際、ヘンリー王子が以前から「世界で一番自分らしくいられる場所」と語るボツワナ共和国を原産とする3カラットの大粒のダイヤの両脇に、ヘンリー王子の母である故ダイアナ妃のジュエリーコレクションから選出された2つのダイヤを配した婚約指輪を贈られたメーガン妃。
エリザベス女王御用達のジュエラー、クリ―ヴ・アンド・カンパニーが制作したこの指輪の推定価格は25万6000ドル(約2890万円)だと伝えられた。
2018年、アーチーの出産後には、この指輪のウェルシュゴールドでできたバンドを、小粒のダイヤモンドを複数並べた以前よりも少しスリムなバンドにアップグレード。その価値は、日本円にして3000万円を優に超えると推測できる。
婚約指輪を“封印”した理由
じつは、メーガン妃が、今回の外遊でそんな高価で大切な指輪を“封印”したのには、彼女なりの理由があった。
ある情報筋が英Helloに明かしたところによると、メーガン妃が婚約指輪を着用せずに人々との交流の場に顔を出しているのは、「控えめでいたい」という思いからだという。
どうやら、メーガン妃は、大きなダイヤが光る指輪を着用して、人々に威圧感や“雲の上の人”という印象を与えるよりも、地味で地に足のついた存在であるということを認識してもらい、より気軽にふれあいを楽しみたいと考えているよう。
今回の外遊では、できるだけ「形式ばったことを避けたい」と考えており、敬称ではなくファーストネームで呼ばれることを望んでいるというヘンリー王子とメーガン妃。
婚約指輪に関しては、「そこまで気にしなくても…」、「ちょっと謙遜しすぎでは? 」と思ってしまうが、メーガン妃なりに色々考えを巡らせた末の決断に違いない。
ちなみにメーガン妃は、シンプルなゴールドの結婚指輪は変わらず着用しており、お気に入りジュエリーブランド、ジェニファー・メイヤー(Jennifer Meyer)のトルコ石を配したカジュアルなリングなどとの重ねづけを楽しんでいる。
(フロントロウ編集部)