的を得た理由に共感の声
2016年に活動休止を発表したボーイズグループ「ワン・ダイレクション」(略称1D)のメンバーで、現在、ソロアーティストとして活動するリアム・ペインが、一部の1Dメンバーと疎遠になってしまった理由を米Wiredのインタビューで明かした。
ワン・ダイレクションの話題になった際、いつかまた再集結する可能性があるとしつつ、自分を含め、今はそれぞれ自分たちのやりたいことをやっており、ほかのメンバーの活躍や成功を「見ていてすごく嬉しい」と語ったリアム。続けて、活動を休止してからあまり連絡を取り合っていない人がいることも明かし、その理由についてこう説明した。
「ほとんどのメンバーと連絡を取り合ってるけど、自分のやりたいことに集中してる人もいるからね。僕たちは5年間一緒に仕事をした。なかには、“グループとして一緒に活動をしている”ということ以外、ほかに共通点がない人もいた。そのグループでの活動がなくなった今、頻繁に連絡を取り合ってまで話す理由がないんだ。
でも、それは別に悪いことじゃない。人ってそういうもんだよね。だからといって仲が悪いわけじゃない。ただ、すべての人たちとベストフレンド(親友)になるのは無理っていうだけのこと。残念ながら、僕たちの人生はそういう風にできている」
「グループとして一緒に活動しているということ以外、共通点がない」というのは、なんとも切ない感じもするが、学生時代の仲間や職場の同僚など、“共通の何か”によってつながっている人はきっと多いはず。学校を卒業しても、職場が変わっても、私生活で友人としての付き合いが続く人もいれば、残念ながら生活環境が変わったのを機に疎遠になっていく人たちもいる。
“連絡を取り合っていないメンバーもいる”という事実にショックを受けた人もいると思うが、リアムだけでなく、ほかのメンバーも再集結には前向きな発言をしているので、その日が来るのをソロで頑張る彼らのことを応援しながら待ち続けたい。(フロントロウ編集部)