大ヒット映画『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレックが、クイーンのメンバーと再会を果たした。(フロントロウ編集部)

久々の再会にファン歓喜

 「署名活動に参加する」「SNS上で情報をシェアする」「政治家に手紙を書く」といった善い行ないをすることで発生するポイントに応じてチケットをもらえる権利が発生する毎年恒例のグローバル・シチズン・フェスティバルは、「無料」で見られる音楽フェスとして人気が高く、出演者もかなり豪華。

 2019年のグローバル・シチズン・フェスティバルは、現地時間9月28日にニューヨークで行なわれ、パフォーマーにクイーン+アダム・ランバート、アリシア・キーズ、ワンリパブリック、ファレル・ウィリアムスなどが登場し、プレゼンターにはレオナルド・ディカプリオ、ナタリー・ポートマン、ダコタ・ジョンソンなど豪華セレブたちが集まった。そんな豪華なフェスで、ファン待望の久々の再会が叶った。

 それは、プレゼンターとして登場した俳優のラミ・マレッククイーンのメンバーたちの再会。ラミと言えば、2018年に公開され世界中で大ヒットを記録した映画『ボヘミアン・ラプソディ』でクイーンのボーカルであるフレディ・マーキュリーを演じ、アカデミー賞も受賞。

 『ボヘミアン・ラプソディ』では、クイーンのメンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーが実際に撮影現場に足を運んでおり、本物のメンバーと映画版のメンバーたちが仲睦まじい姿を見せた。ラミとクイーンのメンバーが一緒にいるところが公の場で目撃されるのは、約7ヵ月ぶり。

画像: 2月に再会した時のブライアンとラミ。

2月に再会した時のブライアンとラミ。

 ラミはクイーンが登場する直前にステージに現れ、「この音楽は、自分らしくなるための決意と強さを与えてくれます。おかげで僕たちは正直で自分らしい姿を手に入れることができ、今夜はここにいるみんなが自分らしさを手にしている感じがします。これから、偉大なバンドの曲が聴けますよ。彼らはグラミー賞の特別功労賞を持っており、20世紀で最もストリーミングされた『ボヘミアン・ラプソディ』という楽曲を持っています。フレディが言うように、ショーの準備はできてるか?ロックン・ロールの準備は出来てるか?難しい話は抜きにして、素晴らしいボーカルのアダム・ランバートといつの時も偉大なイギリスのクイーンだ!」とシャウトしてバンドを紹介すると、ブライアンのギターからはじまる「ナウ・アイム・ヒア」で幕開け。

画像1: 『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレック、久々にクイーンのメンバーと再会

 その後も「ドント・ストップ・ミー・ナウ」、「サムバディ・トゥ・ラブ」、「アンダー・プレッシャー」などヒット曲を連発。そして最後はもちろん「ボヘミアン・ラプソディ」で締めくくられた。

画像2: 『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレック、久々にクイーンのメンバーと再会

 ブライアンはラミに紹介してもらったのが嬉しかったのか、フェスが終わると自身のインスタグラムに2ショット写真をアップ。ブライアンはその写真に「今夜僕たちを紹介してくれた素晴らしい友達のラミに大きな感謝」と、コメントをつけ久々の再会を喜んだ。

他のアーティストたちも大活躍

 グローバル・シチズン・フェスティバルでは、クイーン+アダム・ランバート以外にも、多くのアーティストたちが素晴らしいパフォーマンスを披露した。

ワンリパブリック、ビヨンセの「ヘイロー」をカバー

多くのアーティストに楽曲を提供しているワンリパブリックのライアン・テダーは、自身が作詞作曲に携わったビヨンセの「ヘイロー」を弾き語りでパフォーマンス。ビヨンセとは全く違った「ヘイロー」に会場を訪れた観客も大満足。

画像3: 『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレック、久々にクイーンのメンバーと再会


キャロル・キング、セントラルパークで約46年ぶりにパフォーマンス

シンガーソングライターの鏡とも言われる大御所シンガーのキャロル・キングも同公演に出演。キャロルが会場となったセントラルパークでパフォーマンスを行なうのは、1973年以来約46年ぶり。キャロルは46年ぶりとなったセントラルパークでの公演で大ヒット曲「君の友だち」や、2018年にこの世を去ったソウルの女王アレサ・フランクリンの「ナチュラル・ウーマン」などを披露した。

画像4: 『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレック、久々にクイーンのメンバーと再会


クリス・マーティンとダコタ・ジョンソンが共演

フェスのキュレーターを務めるコールドプレイのクリス・マーティンを応援するために、一時は 破局 がウワサされるも、現在は交際を 続けている俳優のダコタ・ジョンソンが、同じステージに。ダコタは2018年の 同公演で、様々な 事情により苦しむ女性 たちの 声を自分の 耳で聞くため、自身の電話番号と専用 のEメールアドレスを公表。そして前回から1年が経ち「7つの大 陸のうち6つの大 陸の70ヵ国の人たちから60時間以上の実話の電話を受けました」ということを報告し、上は71歳から下は11際まで幅広い人が電話をしてきてくれたことを明かした。そしてクリスとダコタは公演が終わると仲良く手を繋いで帰っていく場面が目撃された。

画像1: 他のアーティストたちも大活躍
画像2: 他のアーティストたちも大活躍

グラミー賞受賞の女性アーティストが夢の共演

アーティスト同士の夢の共演が実現するのも豪華なフェスならでは。団結することの大切さを訴えたアリシア・キーズは、2019年に初めてグラミー賞を受賞した若手アーティストのH.E.R.を自身のステージへ招いた。アリシアはピアノ、H.E.R.はギターでエアロスミスの「ドリーム・オン」をカバー。

画像5: 『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレック、久々にクイーンのメンバーと再会


ディカプリオが若者たちに感謝

プレゼンターとして登場したレオナルド・ディカプリオは、若者たちが気候変 動のために立ち上がっていることについて言及。自身も環境問題に取り組んでいるレオナルドは「先週の金曜 日、多くの若者たちが世界中でのストライキを導きました。何百 人もの 勇敢 な人たちが 学校や職場を一時 的に去る以上のことをしました。彼らは必死 に私たちの 惑星 に必要な本物のリーダーシップを見せつけたのです。若い人たちははっきりと、明確 に、 恐れることなく何もしない時間は終わったと言いました」と、若者たちの行動を称えた。

画像3: 他のアーティストたちも大活躍

(フロントロウ編集部)

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