コラボの話はジョークだった…
先日行なわれたグローバル・シチズン・フェスティバルに出演したワンリパブリックが、2020年に約4年ぶりのアルバムをリリース予定であることをラジオ番組『Z100 New York』に明かすとともに、ライアン・テダーはそのアルバムに収録されている「ある楽曲」には、ビヨンセとアデル、そしてコールドプレイのクリス・マーティンがピアノで参加していると発言。
ビヨンセとアデルという米英の2大歌姫がコラボするということは、音楽界を大きく揺るがすビッグすぎるニュース。そのため、ライアンの発言はすぐさまニュースになり、世界中で大きな盛り上がりを見せた。
しかし全世界にこのニュースが広まった直後、ライアンがインスタグラムのストーリーを更新。そこにはこんなやりとりが書かれていた。「ジャーナリスト:次のアルバムでなにかクールなコラボはある?」「皮肉、冗談、ジョークを同時に使いこなした僕:うん、ビヨンセとアデルとクリス・マーティンをフィーチャリングした曲がある。けど、それについて多くを語るつもりも、これ以上の情報を与えるつもりもない」という、例のラジオ番組での彼自身の発言が。
次に「48時間後」と書かれた写真を公開すると、その次にビヨンセとアデルのコラボについて書かれた記事の見出しをアップ。そして「もう、みんなやめてよ~」と白雪姫と犬が笑ってる画像をアップして、あまりにも事が大きくなった2大歌姫のコラボは冗談だったことを明かした。
その後ライアンは「最高にアツいコラボだと思わない?僕ならストリーミングしたいよ」と書いた画像をアップして、ビヨンセとアデル、そしてクリスが揃うコラボは賛成であることを表明。
実際、アデルもビヨンセもライアンから楽曲提供を受けているという共通点があり、アデルはビヨンセの大ファンということで今後、ライアンを含めたコラボの可能性は十分に信ぴょう性があった。
しかし、今回のビヨンセとアデルの2大歌姫とのコラボは、残念ながらライアンが単なる思いつきで口にしたでたらめ。彼のとんだジョークによって、世界中の人々が大混乱の渦に巻き込まれた。(フロントロウ編集部)