リル・キムが罵倒される
大御所ラッパーのリル・キムがとある番組の収録でスタジオ入りする直前に、待ち構えていた動物愛護団体の女性2人から猛烈な罵倒を受けた。
待ち構えていた女性のひとりは「リル・キムは動物虐待者」と描かれた紙を掲げており、もう1人の女性はファーの製造過程で動物が殺される過激な写真を掲げていた。
どうやらこの2人は、リル・キムが“ファーを着用した”ことに激怒しており、リル・キムが現れると、なりふり構わず攻撃しようとした。
女性はリル・キムに触れる前にボディーガードたちによって制止されたが、今度は女性が大きな声で「恥を知れ!ファーを着たことを恥じれ!動物を自由にさせろ!」と叫び、リル・キムを罵倒した。
リル・キムは、ニューアルバム『9』のカバー写真で袖の部分がファーになった衣装を着たり、2019年のBETアワードで「I Am Hip Hop」を受賞した時のステージでファーベストを着用したりと、普段からファーアイテムを衣装に取り入れることが多く、プライベートでも、ファーつきのアイテムを着ることがある。
しかし、これらのアイテムが“動物のファー”で作られたものなのかは定かではなく、人工的に作り出した“フェイクファー”の可能性もある。
とはいえ、現在ニューアルバムのPRで公の場に登場することが多くなった彼女がファーを着用する姿が大勢の人の目に触れたことから、今回、動物愛護家たちから反感を買い、攻撃されたと考えられる。(フロントロウ編集部)