映画史を塗り替えた本作を引っ提げて監督が初来日
映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』が、11月1日(金)に公開されることを記念して、監督のアンディ・ムスキエティと、監督の姉であり製作のバルバラ・ムスキエティの来日が決定。10月25日(金)に、今月にオープンしたばかりの「丸の内ピカデリー DOLBY CINEMA」の劇場にて、ティーチイン付きファンミーティング試写会に登壇する予定だという。
ムスキエティ監督は、今後予定されているDCコミック「フラッシュ」の映画化作品や、ハリウッド版『進撃の巨人』の監督も決まっており、いま最も注目を集めるクリエイターのひとり。
今回が初来日となるムスキエティ監督は、「作品の出来にはとても満足をしています。この映画は『IT/イット』の完結編です。だから前作よりもドラマチックな映画するために、思いっきりエモーショナルで登場人物たちの心情に寄り添ったエンディングを描きました。怖さはもちろん、全体的にスケールアップを体感できると思います。感動的なヒューマンドラマを描く冒険物語であり、素晴らしいホラーエンターテイメントにも仕上がっているはずです。日本の皆さんにも、きっと楽しんでもらえると思っています。」と、日本のファンに向けてメッセージを寄せている。
あの日、誓った「約束」を果たすために…
1989年の夏に起きた連続児童失踪事件と同様の不審な事件が、27年後の2016年にも相次ぐ。ただひとり町に残っていたメンバーのマイクが、かつての仲間たちと連絡を取るのだが、自らを“ルーザーズ(負け犬)と呼んでいた彼らは、すっかり立派な大人へと成長していた。
イギリスに住むビルは映画業界で脚本家として活躍。ベバリーはファッション業界で活躍、リッチーはコメディアンとして人気を博し、ベンは建築家として成功したばかりか見た目もすっかりイケメンに!エディは保険会社のビジネスマンとして仕事に忙殺され、スタンリーは愛する妻と幸福な家庭を築いていた。マイクから連絡を受けた彼らは、それぞれにショックを受けるが、27年の時を経て、生まれ育った故郷のデリーに戻ることを決意する。しかし“それ”に打ち勝つ唯一の方法は、それぞれのトラウマに再び向き合うことだった。
27年ぶりにあの日の約束を果たすために再集結した、ルーザーズ・クラブの運命は?11月1日公開の『IT/イット THE END』ですべてが終わりを迎える。(フロントロウ編集部)