俳優のイザベラ・モナーが改名を発表。最愛の祖母に敬意を表した名前とは? (フロントロウ編集部)

決意の改名

 2017年の映画『トランスフォーマー/最後の騎士王』で当時15歳でヒロインに抜擢されたイザベラ・モナー

 この夏には、米ニコロデオンで放送されたテレビアニメ『ドーラといっしょに大冒険』を原作とした主演映画『ドーラ・アンド・ザ・ロスト・シティ・オブ・ゴールド』が全米公開されるなど、ハリウッドを代表する若手注目俳優として注目を集めている人気急上昇中の彼女が、シンガーとしての本格デビューを目前に「イザベラ・メルセード(Isabela Merced)」と改名したことを発表した。

画像: 『ドーラ・アンド・ザ・ロスト・シティ・オブ・ゴールド』より

『ドーラ・アンド・ザ・ロスト・シティ・オブ・ゴールド』より

 ペルーの血を引くアメリカ人であるイザベラは、母方の今は亡き祖母ヨランダの姓である「メルセード」を新たな名前として取り入れることを決意。

 「イザベラ・メルセードという名前は、これからの私の未来を物語る名前」と米Refinery29にシンガーデビューへの意気込みを語ったイザベラは、「今年は兄弟や母や私にとってとても困難な1年だった。これが私がこれまでの自分にサヨナラを告げ、人生のチャプターを迎えるために選んだ方法」と改名の理由を説明した。

画像: 『ドーラ・アンド・ザ・ロスト・シティ・オブ・ゴールド』のプレミアにて。

『ドーラ・アンド・ザ・ロスト・シティ・オブ・ゴールド』のプレミアにて。

 さらに、「これは、私が祖母から受け継いだ価値観を表現する名前でもある」と、英語圏で馴染みのあるモナ―ではなく、自分を含むスペイン語を話す人々にとって親しみのあるメルセードという名前で新たな挑戦を始める決意を語ったイザベラ。

 「私の祖母は、自然体な人だった。怖いもの知らずで、できるはずがないと言われたことにも果敢に挑戦していたわ。そして、家族を何よりも愛していた。ビーチで家族と一緒に踊ったり歌ったり、アリタス(手羽先)やセビチェ(魚介のマリネ)を食べたりするのが好きだったわ」と祖母との思い出を振り返った。

 デビューシングル「Papi(パピ)」のタイトルにも“愛する男性への愛称”であるスペイン語の言葉を選んだイザベラは、今後も自身の第一言語であるスペイン語と英語をミックスした歌詞を取り入れた楽曲を発表していく予定だという。

画像: 「Papi」のカバーアート。

「Papi」のカバーアート。

 昨今、ラテン系音楽は世界中で一大ブームを巻き起こしているが、イザベルもその波に乗り、シンガーとしてもブレイクを果たすこととなるか? 彼女のデビュー曲「Papi」は10月25日にリリースされる。(フロントロウ編集部)

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