ダヴがファンに送った助言とは
本日26日の夜に、いよいよディズニー・チャンネルで初放送されるテレビ映画『ディセンダント3』。ディズニーのキャラクターに子孫がいたら?というユニークなテーマで描かれた同作は、3作目となる今作で5年の旅路に幕を下ろす。
今年6月には主演キャストの1人であるキャメロン・ボイスが他界。20歳という若さでこの世を去ったキャメロンが出演する同作は、彼の遺作となった。
そんな『ディセンダント3』で主演を務めるダヴが、作品との向き合い方について英Yahooのインタビューで語った。多くのファンがキャメロンとの別れを受け入れられずに、作品を見るのがつらいと話しているが、ダヴもその1人だったという。しかし、同作を共演者のブーブー・スチュワートと一緒に見終えたというダヴは、「もしこの映画を見たら、キャメロンがまだそこにいるように感じられるよ」とコメント。
そしてダヴは、『ディセンダント』がフィナーレを迎えることやキャメロンの他界をふまえ、こう語った。
「私たちを楽しませるために作られる作品の美しい部分って、それが私たちの心の中に存在するということ。たとえ、私たちがそれをただ見ているだけ、読んでいるだけだとしても、私たちとの関係は、心で結ばれているものなの」
さらにダヴは『ディセンダント』シリーズとキャメロンにお別れを言うのがつらいファンに向け、こうメッセージを送った。
「だから、作品が美しいと思えるのは、それがあなたのものになるから。映画の続きがもう作られることはないかもしれなくても、キャラクターはあなたたちのもの。それはみんなにとって本物でしょう。これからずっと永遠に、あなたの中に生き続けることができるのよ」
作品がフィナーレを迎えても、キャメロンの演技はもう見られなくなってしまっても、これまで作られた映画やそのキャラクターはいつまでも消えることはないとメッセージを送った。
さかのぼること2014年に撮影がスタートし、2015年に1作目が放送され、それから全世界で人気を集めている『ディセンダント』シリーズ。ダヴだけでなく、多くの人の心の中に生き続けるであろう『ディセンダント3』は、今夜8時より、ディズニー・チャンネルで放送される。(フロントロウ編集部)