第76回ヴェネツィア国際映画祭、第46回テルライド映画祭、第44回トロント国際映画祭、第57回ニューヨーク映画祭、第63回ロンドン映画祭で上映、大絶賛されたNetflixオリジナル映画『マリッジ・ストーリー』の配信日が12月6日に決定。
本作は、女優のニコールとその夫で監督兼脚本家のチャーリーの結婚生活への葛藤と離婚に向けた心情を描くヒューマンドラマ。うまく行かずにすれ違う2人は円満な協議離婚を望んでいたが、これまで閉じ込めてきた互いに対する積年の憤りが露わになって衝突してしまい、離婚弁護士を雇って争うことになる。
今回、解禁されたキービジュアルには、離婚とは程遠い関係に思える、仲睦まじく笑いあう家族の姿が。さらに予告編でも、チャーリーとニコ―ルはお互いの好きなところとして「子供と本気で遊ぶところ」、「励まし尊重してくれるところ」、「父親でいることを心から楽しんでるところ」、「やりたい事は何でもやるところ」などを明かし、結婚生活が破綻していってしまう関係には見えない。
しかし、負けず嫌いという共通点を持つ2人がそれぞれの弁護士と離婚の話を進めていくうちに、次第に事態はややこしくなっていき、ニコールは「自分じゃなく彼のために生きてた」と隠れていた本当の気持ちに気付いていく。果たして、すれ違ってしまった2人が選ぶ結論とは?
監督と脚本は、『イカとクジラ』でアカデミー賞にノミネートし、独創的な作風で映画ファンの人気も高いノア・バームバック。妻ニコールを演じるのは3年連続ゴールデングローブ賞ノミネートの人気女優スカーレット・ヨハンソン、夫チャーリー役は『スター・ウォーズ』シリーズのアダム・ドライバーが演じる。
アカデミー賞の前哨戦となる各映画祭では、「全てのトップカテゴリーでオスカー最有力候補だ!」、「バームバックの最高傑作」、「スカーレット・ヨハンソン、アダム・ドライバーともにキャリア最高の演技!」などと大絶賛され、米映画レビューサイトRotten Tomatoesでも批評家スコア98%を獲得している。
10月末から開催される第32回東京国際映画祭でも、特別招待作品として上映が決まっている本作。本年度アカデミー賞3部門を受賞したNetflixオリジナル映画『ROMA/ローマ』同様に、各賞レースを席巻するのではないかと世界中の注目が集まっている。
世界中で絶賛されている話題作、Netflixオリジナル映画『マリッジ・ストーリー』は12月6日配信開始。(フロントロウ編集部)