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動画ストリーミングサービスのNetflix(ネットフリックス)が、2018年10月からの1年間で最も視聴されたドラマと映画を公開した。(フロントロウ編集部)

Netflixで最も視聴された作品は…

 近年ますます勢いを増す動画ストリーミングサービス業界で、独自のコンテンツを次々と展開し、その勢いをさらに加速させているNetflixが、米New York Timesに2018年10月から2019年9月の過去1年間で、最も視聴されたドラマと映画のランキングTOP10とその視聴回数を公開。

 Netflixは視聴データを一般公開していないため、どの作品がどれだけ視聴されたのかわからないようになっているが、今回、過去1年間でどの作品がどのくらい見られたのかが判明した。
※映画は本編を7割視聴、ドラマは1話でも視聴したら視聴回数に加算される。

画像: Netflixで最も視聴された作品は…

【映画】

1位:『バード・ボックス』(8,000万回)

2位:『マーダー・ミステリー』(7,300万回)

3位:『トリプル・フロンティア』(5,200万回)

4位:『パーフェクト・デート』(4,800万回)

5位:『トール・ガール』(4,100万回)

6位:『ザ・テキサス・レンジャーズ』(4,000万回)

7位:『密かな企み』(4,000万回)

8位:『いつかはマイ・ベイビー』(3,200万回)

9位:『アザーフッド 私の人生』(2,900万回)

10位:『FYRE 夢に終わった史上最高のパーティー』(2,000万回)

 1位に輝いたのは、2018年12月に配信されたサンドラ・ブロック主演のスリラー映画『バード・ボックス』。目隠しをして生活するという物語の設定を実際に真似する、「バード・ボックス・チャレンジ」という危険なチャレンジが流行し、Netflixが警告を出すほど大きな反響を呼んだ同作が、2位と大きな差をつけて8,000万回の視聴回数を記録した。

画像1: 【映画】

 また、5位にランクインした『トール・ガール』は9月に配信されたばかりの新作映画。10位の『FYRE 夢に終わった史上最高のパーティー』は、失敗に終わった音楽フェスティバルFYREの内部事情を追ったドキュメンタリードラマで、競合他社であるHuluが同時期に同じテーマのドキュメンタリー映画を配信して大きな話題になった。

画像2: 【映画】

【ドラマ】

1位:『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(6,400万回)

2位:『アンブレラ・アカデミー』(4,500万回)

3位:『ペーパー・ハウス』(4,400万回)

4位:『YOU―君がすべて―』(4,000万回)

5位:『セックス・エデュケーション』(4,000万回)

6位:『OUR PLANET 私たちの地球』(3,300万回)

7位:『アンビリーバブル たった1つの真実』(3,200万回)

8位:『デッド・トゥ・ミー~さよならの裏に~』(3,000万回)

9位:『ボクらを見る目』(2,500万回)

10位:『エリート』(2,000万回)

 2019年にシーズン3が配信され、ますますその熱を高めた『ストレンジャー・シングス
未知の世界』がトップにランクイン。

画像: Courtesy of Netflix/Newscom

Courtesy of Netflix/Newscom

 また、6位にランクインした、自然界を生きる動物や環境問題に警鐘を鳴らしたドキュメンタリー番組『OUR PLANET 私たちの地球』をはじめ、実在の事件を基にした7位の『アンビリーバブル たった1つの真実』と9位の『ボクらを見る目』といった、実際の出来事がテーマのリアリティを追求した作品がランクインしたことが特徴的。

 3位の『ペーパー・ハウス』と10位『エリート』はスペインのドラマ。英語以外の言語のドラマが10作品中2作品もランクインされていることに、外国語ドラマも高く評価されるNetflixらしさが出ている。

画像: 『ペーパー・ハウス』 www.instagram.com

『ペーパー・ハウス』

www.instagram.com

(フロントロウ編集部)

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