普通では考えられないハイテク管理
ハリー・スタイルズは、所属するボーイズ・グループ、ワン・ダイレクション(以下1D)が活動休止に入って以来、ソロアーティストとして活躍の幅を広げている。
1D時代とはひと味違う、美声を活かした大人っぽく芸術的な楽曲の数々にくわえて、世間の注目を集めているのが、性別の枠にとらわれない、ときに奇抜でスタイリッシュなファッション。
とくに、ツアーなどのステージで着用する衣装に関しては、お抱えデザイナーが、ハリーの意見を反映しながら、1着1着丁寧にデザインしている。
そんな、ハリーのステージ衣装を手がけるデザイナーのハリス・リードが、ハリーがステージで着た衣装を保管しているという一風変わった場所について明かした。
ハリスいわく、ハリーは1度着た衣装を、まるで巨大な冷蔵庫のような「低温クローゼット」で保管しているそう。
洋服の状態を最善に保つために設計されたこの保管庫では、24時間監視カメラが作動しており、iPadのアプリでつねに様子を確認できるようになっているという。
ハリスは、「場所がどこだかは教えられないけど、ハリーが着たすべての衣装が、そこで大切に保管される仕組みになってるよ。巨大な冷蔵庫っていうか、冷凍の貯蔵庫みたいな感じかな…。洋服は長持ちするように、すべて低温冷却されて凍っている」と、おしゃれに強いこだわりを持つハリーらしい、超ハイテクな保管方法について説明した。
ちなみに1回のツアーのために、ハリスがハリーのためにデザインするのは合計で14~15着ほどだそう。しかし、ハリーが実際に舞台で着用するのはそのうちの6~7着。
着なかった分の衣装が一体どこへ行ったのか、疑問に思ったハリスが、ある日、ハリーに行方を尋ねたところ、ハリーからは「大丈夫、心配しないで。全部ちゃんと監視されてるから」と、例の冷蔵庫のような保管庫にしまってあると教えられたという。
大切に冷凍保存されているそれらの衣装をハリーが将来的にどうするつもりなのか、気になるところ。(フロントロウ編集部)