ベン&マットWの主演ではない?
俳優マット・デイモンとベン・アフレックが共同脚本を務め、映画『ブレードランナー』や『エイリアン』を製作した映画界の巨匠リドリー・スコットがメガホンを握ることで脚光を浴びている映画『ザ・ラスト・デュエル(The Last Duel)』。
大親友と呼ばれるベン&マットが映画で共演したのは、実に22年前。さらに、脚本家としてタッグを組むのは、アカデミー賞脚本賞を受賞した1997年の名作『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』以来。そんな親友コンビの出演に期待が寄せられていた本作に、驚きのニュースが。
『ザ・ラスト・デュエル』は、14世紀のフランスが舞台の時代劇。騎士ジャン・ド・カルージュと、従騎士のジャック・ル・グリの間に実際起きた壮絶な裁判を描いた作品である本作でマットとベンは、この騎士と従騎士の役割で出演するだろうと言われていたが、なんと、映画『スター・ウォーズ』シリーズで知られる俳優のアダム・ドライバーに「マット・デイモンの共演者」としてオファーが入ったと、米Varietyが報じた。
同誌によると、ベンはすでに契約が決まっていた映画『ディープ・ウォーター(Deep Water)』とのスケジュールがうまくいかず、代役を立てる必要があったという。
最近では、ドラマ『キリング・イヴ/Killing Eve』で暗殺者を演じ、エミー賞ドラマ部門の主演女優賞を受賞したジョディ・カマーにも出演オファーがあったように、『ザ・ラスト・デュエル』はキャスティング面で活発な動きを見せていたけれど、この意外なニュースはマットとベンの共演を期待しているファンを驚かせている。
ディズニーと21世紀フォックスは、まだ本作に関し正式な発表はしていないけれど、うまくいけば『ザ・ラスト・デュエル』は2020年の初めごろから撮影開始の予定。(フロントロウ編集部)