東京国際映画祭が開幕し、映画『アースクエイクバード』で主演を務めるアリシア・ヴィキャンデルが来日。映画内でバイリンガル役として登場するアリシアは、日本語を猛勉強したと明かした。(フロントロウ編集部)

「日本に戻ってこられて本当に嬉しいです」

 映画『アースクエイクバード』は、巨匠リドリー・スコットが製作総指揮を務めるNetflixオリジナル映画。アリシア・ヴィキャンデル、小林直己、ライリー・キーオなどが出演し、東京を舞台に繰り広げられるサスペンス・ミステリー作品。

 アリシアは、10月28日より開催されている東京国際映画祭に参加するために来日。ゴージャスなブルーのドレスを身にまとい、共演者のEXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの小林直己とレッドカーペットを歩いた。

画像: 「日本に戻ってこられて本当に嬉しいです」

 29日に行われた『アースクエイクバード』の記者会見では「皆さんこんにちは。今日は本当にありがとうございます。日本に戻ってこられて本当に嬉しいです」とコメント。その後、とても緊張していると英語でつけ加えた。

 アリシアは、2016年の映画『ジェイソン・ボーン』の宣伝で初来日。10代の頃から村上春樹などを読み、日本にあこがれを抱いていたそう。

3か月間の猛勉強

 アリシアは、米Reutersに『アースクエイクバード』撮影にあたって日本語の猛勉強をしたと告白。3か月間にわたって、膨大な量の勉強を重ねたという。

 映画の中で彼女の役は、日本語と英語を使いこなすバイリンガルであるため、ただ単に言葉や音を真似するだけでなく、相手が何を言っているか本当に理解する必要があったという。そのため、自分が登場するシーンを英語で読んだ後、全て日本語に翻訳しなおし、意味や感情を本当に理解するように努力したと明かした。

 アリシアはスウェーデン出身で現在31歳。映画『アンナ・カレーニナ』や映画『エクス・マキナ』などに出演してキャリアを積み、2015年の『リリーのすべて』では、アカデミー賞助演女優賞を獲得。これまでに、英語、ドイツ語、スウェーデン語、デンマーク語、フランス語で芝居をしたことがあり、日本語を含めると、6か国語で映画に出演したことになる。

 『アースクエイクバード』は、11月15日からNetflixで配信開始。(フロントロウ編集部)

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