カーダシアン姉妹が試した美容法
自分の血を使うため“ヴァンパイア・フェイシャル”の異名を持つPRP療法の名前を世界中に知らしめたのこそ、キムが血だらけの顔で笑顔を見せるこちらの写真。
PRP施術は、自分の血の中に含まれるPRPという血小板を高濃度に濃縮した血漿を局所に注入することで、しわやたるみを改善する若返りや、ニキビ跡の改善といった肌再生が期待できるとされる施術。
施術ではマイクロニードルという細い針で皮膚表面に小さな孔を開けるのだけれど、キムは施術を受けたとき、じつは妊娠中。そのため鎮痛剤が使えず、人生最悪の痛みに耐えるハメに。それでも術後の写真では笑みを忘れなかったところは、さすがセレブ。
ちなみに再生療法であるPRPには発毛を促進する効果もあると言われており、コートニーがポニーテールをきつくしすぎて頭頂部の髪が減ってしまったことを訴えたときには、PRP療法で対応。この美容法に対するカーダシアン家の信頼度の高さがうかがえる。
2018年に入ってから全米で人気に火がついたハナキュア・フェイスマスクにも、もちろんチャンレンジ。
韓国で特許を取得した「CO2オクトリフト・テクノロジー」と呼ばれるリフトアップ技術を用いたこのオールイン・ワン・マスクは、蓮の花や、カメリア・シネンシスなどのボタニカル抽出成分が肌のたるみやくすみ、シワ、毛穴の開きなど、ありとあらゆる肌の悩みを改善してくれるとして大人気。
ただ、引き締め効果が高いこともあり、塗布中はまるで10~20歳年老いてしまったかのようなシワだらけの顔になるのが特徴。旅行中に使用したカーダシアン姉妹はシワシワになった写真をSNSに公開し、コートニーは「キムに説得されてこのフェイスマスクを使ってみたけど、素晴らしいわ」と冗談交じりにコメントした。
韓国発の美容法としてカーダシアン家が新たに最近取り入れたのが、あかすり。
あかすりと言うと日本では馴染みがあるかもしれないけれど、セレブのあいだでは体験したことがない人がまだまだ多い。そんななか『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』の最新シーズン17で、コートニー、キム、クロエがビバリーヒルズに新しくオープンした韓国エステ店へ。
古い角質を除去して血行を良くすることで、美肌やむくみ解消効果などがあるあかつりについて、キムは「天国」と絶賛する一方で、クロエはなぜか肛門をこすられるという誤情報を耳にしたらしく、番組内ではそれを恐ろしがってまわりを笑わせていた。
サッカー選手のクリスティアーノ・ロナウドやバスケット選手のレブロン・ジェームズなど、トップアスリートが肉体回復のために利用しているクライオセラピー(冷却療法)。
専用のマシーンの中に数分ほど入ってマイナス200度前後の液体窒素を全身に当てるこの療法は、全身の血行促進をうながすことで、むくみや、炎症・痛みの原因となる物質の増加を抑え、スピーディーに疲労回復する効果がある。
近年では、コラーゲン促進によるしわ予防や、血行促進によるセルライトやニキビ改善といった美容効果もあるとして支持され、コートニーとクロエもこの療法に挑戦。「寒いの苦手」「これはヤバイわ」などと大騒ぎしながらも、マイナス100度以下の世界を体験した。
プラセンタ(胎盤)を食べる「胎盤食」は、人間やクジラなど一部を除いて、ほとんどの哺乳類が行なっていること。そのため、一部の健康・美容マニアのあいだでは、胎盤食が産後うつの予防やエネルギーアップにつながると信じられ、近年、産後に自身のプラセンタを摂取する人が増えている。
胎盤食はキムもコートニーも行なっており、コートニーは当時、サプリメントになった胎盤の写真を公開して、「冗談抜きで、これが底をつくときにはすごい悲しみに襲われるはず。これのおかげで人生変わった!」と絶賛した。
ちなみに『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』シーズン8第13話では、コートニーとキムが家族に謎の肉を食べさせてプラセンタだと思わせるという爆笑ドッキリを決行。食べたあとに真っ青になる家族のリアクションはdTVで見られる。
カーダシアン家の愛用コスメ
2017年に自身のコスメブランドKKW Beautyをローンチした当日、わずか3時間で15億円以上を売り上げた次女キムは、ばっさりまつ毛な印象が強いけれど、つけまつ毛は使わずにマスカラだけに頼ることも多いという。
そんなキムが信頼しているマスカラが、L'Oréal Paris Voluminous Mascara(ロレアル パリ ボリューミナス マスカラ)。キムは、「美しい黒色で、まつ毛1本1本をわけてくれるの。普段使いもできるし、重ねづけすればドラマチックな仕上げにもできるわ」と、公式サイトで明かした。
18歳で立ち上げたコスメブランド、Kylie Cosmeticsを1000億円事業に成長させ、2018年に米経済誌Forbesに“一代でビリオネアになった最年少の人物”と認定された末っ子カイリー。
根っからのコスメ好きで研究熱心なカイリーがたどり着いた“ベストファンデーション”は、2つのブランドをミックスさせること。カイリーは、マット肌に仕上がるGiorgio Armani Luminous Silk Foundation(ジョルジオ アルマーニ ルミナス シルク ファンデーション)に、肌にシマーな輝きを出すMarc Jacobs Dew Drops Coconut Gel Highlighter(マーク ジェイコブス デュー ドロップ ココナッツ ジェル ハイライター)を混ぜて、ファンデーションブラシで肌になじませる。顔と首で色に変化が出ないように、首まで塗るのがポイント。
ハイファッション界で活躍するモデルの四女ケンダルは、ナチュラルビューティを大切にするタイプ。ばっちりメイク好きな姉や妹とは違う彼女のシグネチャールックは、レッドリップ。ダークからライトライトカラー、マットからツヤ系まで、多様なレッドリップを楽しんでいる。
ファッションの祭典メットガラでケンダルのレッドリップを作り出したのは、Estée Lauder Pure Color Envy Sculpting Lipstick (エスティローダ ピュア カラー エンヴィ リップスティック)。リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』やトーク番組『ザ・レイト・レイト・ショー』出演時にも愛用していたので、相当のお気に入り。
グルテンフリーや乳製品フリーなど、姉妹の中でもっともこだわりのある食生活を心掛けているコートニー。3子の母でもある彼女は、2019年にライフスタイルサイトのPoosh(プーシュ)をオープンしたばかり。
そんなサイトでコートニーが愛用コスメとしてあげたのが、MAC Pro Longwear Paint Pot(マック プロ ロングウェア ペイント ポット)。クリームタイムのこのアイシャドウのソフトオーカーという色をまぶた一面に塗って、その上からダークカラーのアイシャドウをのせるのが好きなのだとか。
『クロエ・カーダシアンのリベンジボディ』という肉体改造番組を持つほどのエクササイズマニアで、ボディメイキングに打ち込む三女クロエは、ブロンザーとハイライターを使って鼻や輪郭メイキングをするのが好き。
オフの日でも「コントゥアは少しであっても絶対にする」と公式サイトで宣言したことがあるクロエが愛用しているのは、クリームタイムのハイライトとシェーディングで簡単に顔に立体感が出せるTom Ford Beauty Shade and Illuminate(トム フォード ビューティ シェイド アンド イルミネイト)。
Kylie Cosmeticsをメイク界の異端児と称されるほどの大ヒットブランドに育てあげたカイリー。そんなカイリーが、未だに自社製品よりも支持しているアイブロウがある。
それが、Anastasia Beverly Hills Brow Wiz(アナスタシア ビバリーヒルズ ブロウ ウィズ)。カイリーはSNSやインタビューなどでメイクのHow-Toやチュートリアルを公開するたびに、このアイブロウを使っている。
ほかの姉妹とおなじく、立体的な輪郭を作るコントゥア愛用者であるキム。そんなキムのメイクアップアーティストが「レッドカーペットや写真で美しく見える」とお墨付きを与えるのが、なんとも意外なアイテム。
それが、映画やドラマのセットで汗や濡れた肌を演出するときに使われる特殊メイク。フラッシュを浴びたときに光るキムのあのチークは、ハイライターの上に少量のKryolan Professional Make-Up Transparent Jelly(クライオラン プロフェッショナル メイクアップ トランスペアレント ジェリー)をのせて作られている!
美への飽くなき挑戦心と、トレンドを敏感にキャッチするアンテナを武器に、様々な美容法やメイクアイテムを愛用する美のカリスマと呼ばれるカーダシアン家。その様子はつねに『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』のカメラの前で見せているので、一家の美の裏側を知りたい人はぜひ番組をチェックして。
『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』
dTV内のE!Zoneチャンネルでシーズン8~17が配信中
最新のシーズン17は11月1日から配信スタート!
米放送局E! Entertainmentチャンネルの日本版E! ZONEは、月額500円(税抜)で全作品見放題の動画・映像配信サービスdTV内にて視聴可能。
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(フロントロウ編集部)
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