ジャスティンとの恋を振り返る
元恋人のジャスティン・ビーバーとの過去の恋愛について歌ったとされる2曲の新曲、「ルーズ・ユー・トゥ・ラブ・ミー(Lose You To Love Me)」と「ルック・アット・ハー・ナウ(Look At Her Now)」が大ヒット中のセレーナ・ゴメスが、先日出演したラジオ番組「Zach Sang Show(ザック・サング・ショー)」でジャスティンとの恋を振り返って複雑な思いを明かした。
ご存じの方も多いと思うが、セレーナとジャスティンはお互いに10代だった頃から、数年間にわたってくっついたり離れたりを繰り返していた仲で、ジャスティンがモデルのヘイリー・ビーバー(旧姓ヘイリー・ボールドウィン)との婚約を発表する数ヵ月前まで、2人が交際していたのは有名な話。
ジャスティンの名前こそ出さなかったものの、ラジオパーソナリティのザックから「曲のもとになった人(ジャスティンのこと)にこの曲を聞いてほしい?」と聞かれたセレーナは「ええ」と答えると、続けて音楽というアートを通じて自分の思いを表現しようとしただけで、特定の誰かに対する悪意があって曲を作ったわけではないと強調。
さらにセレーナは、ジャスティンとの交際を振り返って「初めての恋っていうのは、自分にとって毒になる可能性を秘めていると思う。相手に依存することを愛だと勘違いし、中毒的なほど情熱を注ぐことや、お互いに対する欲求不満を『愛なんだ』と思いこんでしまう。ケンカすることも何もかもすべて愛だとね。私は長い間そう信じていた」と語り、今になって思い返すと、ジャスティンとの恋愛は健全なものではなかったと認めた。
また、このインタビューでセレーナが「2年間、超シングルな状態」だと告白したことで、ジャスティンと最後に交際していた約半年間は、彼女のなかで「お付き合い」としてカウントされていないことが明らかに。セレーナとジャスティンの恋をずっと応援し、見守ってきたファンからすると少々ショッキングなカミングアウトだが、ようやくジャスティンとの過去にケリがついたのか、セレーナ自身は次の恋について考えることができるほど前向きな気持ちになったよう。
ちなみに、近々リリース予定のニューアルバムに収録されている曲のなかでジャスティンのことを歌っているのは、セレーナいわくこの2曲の新曲だけで、セレーナとジャスティンの物語はこの2曲を持って終わりを迎えたそう。(フロントロウ編集部)