「言い間違い」を利用して先輩をからかう
米人気オーディション番組『The Voice(ザ・ヴォイス)』の最新シーズンに、参加者のシンガーの卵たちに貴重なアドバイスを贈る“メガメンター”として出演し、同番組の視聴率アップに大きく貢献しているシンガーのテイラー・スウィフトが、同番組で共演するカントリーシンガーのブレイク・シェルトンにお茶目なジョークを仕掛けた。
テイラー・スウィフトとブレイク・シェルトン
撮影の合間にブレイクと一緒にスナップチャットの猫フィルターを使って動画を撮影したテイラーは、慣れないフィルターに「ワォ、まつ毛までちゃんとある!」と興奮するブレイクに、「そうなの。猫になれるうえに、マスカラまで塗ったみたいに仕上がるんだから! 」と使い方を指南。
テイラーは、続けて、番組の告知をしようとしたのだが、その際、ブレイクの苗字を間違えて「ブレイク・ライブリー」と言い間違えてしまう場面があった。
I was promised Lively ♀️ But Shelton is cool too. SO excited to be on @NBCTheVoice with @blakeshelton tonight at 8/7c! pic.twitter.com/haSdVflANG
— Taylor Swift (@taylorswift13) October 28, 2019
テイラーが「あ、違ったブレイク・ライブリーじゃなかった…」と訂正したところで動画は終わるのだが、テイラーは動画を撮り直すことなく、そのままツイッターに投稿。「“ライブリー”と共演できるって聞いたのに、“シェルトン”でも、まあいっか。『The Voice』に出演できることにワクワクしています」という茶目っ気たっぷりなメッセージを添えて笑いを誘った。
思わず名前を口にしてしまったドラマ『ゴシップガール』の俳優ブレイク・ライブリーとは、彼女の夫で映画『デッドプール』の俳優のライアン・レイノルズも含めて、家族ぐるみで仲良くしているテイラー。より言い慣れている名前だけに、つい言い間違えてしまったよう。
長年の恨みを晴らした?
チームごとに分かれた参加者たちを導くセレブコーチの1人として、2011年の放送開始から最新シーズンである17期まで『The Voice』に出演し続けているブレイク・シェルトンは、カントリーシンガーとしてデビューしたテイラーにとっては、カントリーミュージック界の先輩にあたる存在。
しかし、テイラーがまだデビューしたての10代だった頃、ブレイクは、まだあどけないテイラーをおちょくりまくっていたのだそう。
『The Voice』の番組内で「最近15歳の頃に書いた日記を再発見したんだけど、そこに『ブレイク・シェルトンに会った! 彼はとっても親切な人だった』って書いてあったわ」と明かしたテイラーに、ブレイクは、「それはすごい昔のことだろうね。僕はすごい嫌なヤツで、当時、君のことをからかいまくっていたもんね」とコメント。
「10代だった私は、あなたの意地悪に気づいてなかったみたい。でも、ずっと私の事をからかってたのね」と答えたテイラーに対し、ブレイクは爆笑しながら、「ああ、そうだよ。とことんからかってたさ。『こんな10代の子が絶対成功するはずない』って思ってたからね」と、テイラーがまさかこんなにも大成功するとは思わず、ひたすら彼女をイジっていたと思い出話に花を咲かせた。
テイラーが、今回、あえて言い間違いをした動画を全世界のフォロワーたちに向けて公開してブレイクを翻弄したのは、彼への長年の恨みを晴らすという、仕返しの意味もあったのかも? (フロントロウ編集部)