ワム!の名曲を映画化した『ラスト・クリスマス』が、12月6日(金)に日本公開される。出演者のエミリア・クラークとヘンリー・ゴールディングが、撮影中の秘話を明かした。(フロントロウ編集部)

ヘンリーは『ゲースロ』のファンボーイ!

 ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のカリーシことデナーリス・ターガリエンとして広く知られるエミリア・クラークと、全米に旋風を巻き起こした現代のシンデレラストーリー映画『クレイジー・リッチ!』のイケメン御曹司ニック役を務めたヘンリー・ゴールディングが主演する映画『ラスト・クリスマス』が12月6日(金)に日本公開する。

画像: ©UNIVERSAL PICTURES

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 主演のエミリアとヘンリーは10月29日、映画の宣伝のためNYシリウスXMタウンホールで開かれたイベントに出席し、撮影秘話を明かした。

 ヘンリーはドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の大ファンで、エミリアと会う前から大興奮だったそう。そして、彼はエミリアを「カリーシ(※)のような人なんだろうな」と、楽しみにしていたという。

※カリーシとは、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で語られる架空の民族「ドラスク族」が話すドラスク語で、「ドラスク族の女王」という意味。エミリアが演じたデナーリス・ターガリエンは「カリーシ」という称号で呼ばれていた。

 けれどエミリアは10年間に及ぶ『ゲーム・オブ・スローンズ』の撮影の後ということもあり気が抜けたのか、熱と帯状疱疹が一気に出ているほど具合が悪かったそう。

 体調がすぐれないエミリアに鼻声で『ハイ、私エミリア』と声を掛けられたヘンリーは、彼女が「カリーシ」ではなく一人の人間だということに気づき、一気に愛おしくなったそう。『ゲーム・オブ・スローンズ』の中で見られるような「ドラゴンの母」という女性像を持って会ったものの、それ以上にエミリア本人の魅力に引き寄せられる結果になった。

 『ラスト・クリスマス』は、映画『ラブ・アクチュアリー』や『ラ・ラ・ランド』、『アリー/スター誕生』のように、音楽にも魅了される要素が強く、クリスマスにピッタリなラブストーリー。日本では、12月6日に公開。(フロントロウ編集部)

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