11月1日よりAppleTV+の映像配信サービスがスタート。そこで、ヘイリー・スタインフェルドが主演を務めることで話題のドラマ『ディキンスン ~若き女性詩人の憂鬱~』をご紹介。(フロントロウ編集部)

アメリカで超有名な女性詩人が主人公

 ドラマ『ディキンスン ~若き女性詩人の憂鬱~』は11月1日から、Appleの動画配信サービスApple TV+で始まった、1話30分、全10エピソードのドラマ。

 主人公は、19世紀に活躍した女性詩人のエミリー・ディキンスン。日本では、「ディキンソン」と言われることも多い彼女は、生前は無名だったものの、死後残した1700篇以上の作品が評価された。

 本作は皮肉屋で、豪快な性格の彼女の奔放な人生を、現代の軽快なダンス音楽に合わせて大胆に表現していく大人のブラック・コメディ。時代に早すぎた彼女のキラキラ輝く視点から、社会・性別・家族の価値観をぶち壊す本作は、まさに戦う女性の歴史ドラマ。

歌える俳優ヘイリー・スタインフェルドが主演

 ディキンスンを演じるのは、映画『バンブルビー』や『ピッチ・パーフェクト2』などの映画に出演して、シンガーとしてチャートも賑わせる23歳のヘイリー・スタインフェルド

 そんな音楽の才能もあるヘイリーを主演にした『ディキンスン ~若き女性詩人の憂鬱~』は、音楽面にも注目してほしい。ドラマの舞台は19世紀だというのにもかかわらず、現代的な曲が流れ、ダンスも今風。本編ではなんと、ビリー・アイリッシュやリゾなどの曲も使用されている。

画像: 歌える俳優ヘイリー・スタインフェルドが主演

 予告編で流れている「アフターライフ(Afterlife)」という曲は、ディキンスンに触発されたヘイリーが作ったそう。ちなみに、予告編の映像内に金色の文字で浮かび上がる「Wild Nights」とは、ディキンスンが書いた詩の一説。『嵐の夜よ!』という訳でも知られていて、彼女の激しい感情がつづられている。

歴史的な女性偉人のひとり、ディキンソンとは?

 1830年に生まれたエミリー・ディキンソンは、アメリカのマサチューセッツ州アマーストにある裕福な家庭に生まれた。彼女のおじいさんが建てたアマースト大学は、現在全米最高峰のリベラルアーツ大学で、入学できるのはなんと受験者の10%前後という超人気校。ノーベル賞受賞者を4人も出していて、同志社大学を創立した新島襄や、思想家の内村鑑三の出身校でもある。

画像1: 歴史的な女性偉人のひとり、ディキンソンとは?

 ディキンスンの詩は、文法において新しい手法が取り入れられたり、独自の思想が多くちりばめられたりしていたため、「失敗作」だとされ、彼女の詩を出版した男性によって勝手に修正されてきた。けれど、時代が進むにつれ「失敗」だと言われていた表現に世界が追いつき、むしろ高く評価されることに。また、フェミニズムの浸透によって、ディキンスンは女性詩人としてその地位を不動のものとしていった。

 ディキンスンはこれまでに様々な研究がされてきた詩人。しばしば「性に奔放だった」や「同性愛者だった」と言われることがある。けれど、どちらも決定的な資料が見つかっていないので、本当のことはまだ明らかになっていない。ドラマ『ディキンスン~若き女性詩人の憂鬱~』は、新しい「ディキンスン」の解釈としても、注目されている。

画像2: 歴史的な女性偉人のひとり、ディキンソンとは?

 ちなみに、ディキンスンが生まれたマサチューセッツ州は、アメリカの中でもいち早く同性婚を取り入れた州。アメリカ全土では2015年に同性婚が認められることが法律で決まったけれど、マサチューセッツ州では2004から結婚を認めている。

 『ディキンスン ~若き女性詩人の憂鬱~』は11月1日からApple TV+で配信されている。新感覚の歴史コメディを楽しんで。(フロントロウ編集部)

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