映画『アナと雪の女王2』のサウンドトラックから、男性アーティストが歌うメイン曲「イントゥ・ジ・アンノウン」の音源および英語版のリリックビデオが公開された。(フロントロウ編集部)

劇中バージョンとは違う迫力

 11月22日に日米同時公開されるディズニーアニメーション映画『アナと雪の女王2』のメイン楽曲のうちの1つで、英語版の劇中では2013年に公開された前作『アナと雪の女王』に続き、エルサの声を担当する俳優のイディナ・メンゼルが歌う「イントゥ・ジ・アンノウン(Into The Unknown)」のアーティスト・カバーバージョンが公開された。

 前作では、イディナが歌った劇中歌「レット・イット・ゴー(Let It Go)」を女性シンガーのデミ・ロヴァートが主題歌としてカバーして世界的な大ヒットを記録したが、今回公式カバーを担当したのは、男性のみのメンバーで構成された(※)米人気ロックバンド、パニック!アット・ザ・ディスコ(Panic! At the Disco)。

※結成時は4人組だったものの、現在の正式メンバーはブレンドン・ユーリーのみ。

 ボーカルのブレンドン・ユーリーは、シンガーのテイラー・スウィフトが最新アルバム『ラヴァー』からの第1弾先行シングルとしてリリースした「ミー!(ME!)」でデュエットを披露した相手としても記憶に新しい。

画像: ビルボード・ミュージック・アワードでテイラーとともに「ミー!」をパフォーマンスしたブレンドン。

ビルボード・ミュージック・アワードでテイラーとともに「ミー!」をパフォーマンスしたブレンドン。

 「レット・イット・ゴー」と同じく、ロバート・ロペス、クリステン・アンダーソン・ロペス夫妻が手がけた「イントゥ・ジ・アンノウン」は、エルサが自身の力の謎を解き明かそうとするきっかけとなる場面で歌われる重要な楽曲。

 劇中では、ミュージカルの本場ブロードウェイでの輝かしい活躍実績を誇るイディナがパワフルな美声を響かせているが、ポップロック調にアレンジされた迫力満点のエンドロール・バージョンでは、唯一無二の圧倒的な歌声を持つブレンドンが、かなり難易度の高いメロディをドラマチックに歌い上げ、伸びやかで力強い高音でさらなるワクワク感を掻き立てる。

イディナ演じるエルサが歌う劇中歌「イントゥ・ジ・アンノウン」。

 11月16日に発売されるUS版の『アナと雪の女王2』サウンドトラックには、イディナ&パニック!アット・ザ・ディスコによる「イントゥ・ジ・アンノウン」にくわえ、前作に引き続いて出演したアナ役のクリステン・ベルやオラフ役のジョシュ・ギャッド、クリストフ役のジョナサン・グロフといった声優陣が歌う劇中歌の数々のほかにも、グラミー賞受賞経験も持つカントリーシンガーのケイシー・マクグレイブスやオルタナティブ・ロックバンド、ウィーザー(Weezer)も参加。

 映画公開と同日となる11月22日発売の日本語バージョンのサウンドトラックには、前作に引き続き松たか子(エルサ)、神田沙也加(アナ)などの吹き替え版キャストが歌う楽曲が収録。1枚CD組の通常版とCD3枚組のボックス仕様のスーパー・デラックス盤が発売される。

画像: 『アナと雪の女王2 オリジナル・サウンドトラック』(国内版/11月22日発売)

『アナと雪の女王2 オリジナル・サウンドトラック』(国内版/11月22日発売)

(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.