コールが大物俳優2人に向かって冗談
現地時間10日、ファンによる投票で映画やドラマ、音楽などのジャンルでその年に最も活躍した俳優やアーティストを決めるピープルズ・チョイス・アワードが開催。同授賞式のドラマ映画スター部門で、出演映画『Five Feet Apart(原題)』でノミネートされていた、俳優のコール・スプラウスが受賞した。
同部門には俳優レオナルド・ディカプリオやブラッド・ピットなどもノミネートされていたけれど、そんな大物俳優たちを破って今回若手俳優のコールが受賞。コールは、受賞スピーチでこう語った。
「ワオ、みんなありがとう。この部門の新人たちへ、とくにディカプリオとピット、頑張れよ。どうかこの結果にがっかりしないでくれ。君たちもこの舞台に立てるときが来るさ。僕たちは長い間競ってきたけど、たぶん今年は僕の年だってことかな」
自身が大物俳優に囲まれて受賞したことに自ら触れて、冗談を飛ばしたコール。自らをネタにした機転の利いたコールのスピーチは、会場を笑いの渦に巻き込んだ。
そんなコールは、受賞した出演映画『Five Feet Apart』が、難病に指定されている嚢胞性線維症患者同士の恋愛模様を描いた作品だったことにも言及。「これは、本当に取り上げられることの少ない病気なんだ。だから、見てくれたみんなありがとう。きっと目標を果たすことができたはず」と、最後は真面目に感謝の気持ちを述べた。
ちなみにこの日はコールの恋人で女優のリリ・ラインハートは授賞式を欠席していたけれど、インスタグラムを更新してコールの受賞を祝った。(フロントロウ編集部)