赤リップは「立体感」が命
自分に合う色の選び方は知られていても、意外と効果的な塗り方は知られていない赤リップ。メイクのプロによると、塗り方をマスターするだけで、赤リップの見栄えは劇的に向上するという。
そのポイントは「立体感を持たせる」こと。ぷっくり色っぽい赤リップが叶う、プロのメイクテクニックを3つ紹介。
テクニック①:輪郭をぼかして抜け感を演出
最も簡単にできる塗り方として、赤リップをこよなく愛するフランス人メイクアップ・アーティストのヴィオレットは、「赤リップは、輪郭をぼかすのがオススメ」とコメント。唇の中心の色を濃くすることで、立体感とナチュラル感の両方を出すことができるそう。
またヴィオレットによると、赤リップの輪郭をぼかすだけで、食事などでリップが落ちても不自然に見えず、メイク直しも唇の中心を塗り直すだけでいいので、とても楽だともアドバイスした。
テクニック②:ハイライターで輝きをプラス
赤リップに立体感を持たせるために、ハイライターの煌めきを活用するのもひとつの手。メイクアップ・アーティストのローラ・ゲラーは、「唇の中心にハイライター、もしくはラメやパール入りのリップグロスを重ねてみて」と米メディアAllureでアドバイス。
ハイライターを使って唇の中心に光を集めることで、立体感が生まれ、ぷっくりしたジューシーな唇になるという。唇が薄い人にもオススメのテクニックだとも話している。
テクニック③:2色の赤リップで立体感アップ
赤リップのように主張の強いリップカラーは、そのまま塗ってしまうと、唇だけ浮いてのっぺりとした印象に。メイクアップ・アーティストのスティーヴ・カサジキアンは、「唇に立体感を持たせたいなら、2色の赤リップを使ってみて」と米メディアGlamourとコメント。
暗めの赤は外側に、明るい赤は唇の中心に塗ることでメリハリが生まれ、立体感のある赤リップに仕上がるという。
赤リップは重ねづけしすぎると重たい印象になるので、最後に軽くティッシュオフすることも忘れずに。これからの季節にぴったりの赤リップ。プロのワザを参考に、いつもの赤リップをアップグレードしてみては?(フロントロウ編集部)