ボビーが日本の物件に手こずる
Netflixのオリジナル番組『クィア・アイ』のスペシャルシーズン『クィア・アイ in Japan!』に出演するファブ5のひとり、インテリア担当のボビー・バークが日本の物件を“改造”するにあたり、思わぬ壁にぶつかっていたことを明かした。
米ロサンゼルスで行なわれたアドビが主催するクリエイティブイベント「Adobe MAX」に登壇したボビーは、『クィア・アイ in Japan!』で滞在した日本について、「日本はとくに興味深い国で、僕たちは主に声が大きすぎて悪目立ちしちゃった」と振り返ると、日本の都市部特有の物件事情に悩まされたことを告白。
「日本は(アメリカとは)全然違って、とにかくスペースが狭い。だから家具をたくさんオーダーしてキレイに並べることはできなかった。多くの物件が150~300平方フィートしかないからかなり考える必要があったなぁ。しかも、壁を塗ったり、何かをかけたりすることもできなかったから、建物と空間を見て趣向を凝らした」
都市部では、1人暮らし用の小さなスペースの賃貸物件に暮らす若者が多く、その多くは壁に塗装したり、穴を開けたりすることが禁止されている。そのため、劇的な改造をしたくても制限が多く、よりクリエイティブな考えを巡らせる必要があったという。
「だから僕たちは、ロフト系の家具をたくさん組み立てて、ベッドルームを高くして階段の中に引き出しを作ったりしたの。素敵に見せるだけじゃなくて、空間を活かせるようにアイディアを詰め込んだ」
さらに番組の関係上、与えられた時間も少ないため、短い時間でアイディアをめぐらせ、作業に取り掛からなくてはいけないのも、普通のリフォームとは異なる難しさだと語ったボビー。
それでもボビーは、各エピソードの主役の部屋を見事ファビュラスなスペースに変身させ、心を動かした。(フロントロウ編集部)