3歳娘に「大麻」が入った袋を差し出し…米ラッパーのある行動が物議を醸す

3歳の娘に「大麻」を見せる

　ラッパーのYGが、大量の「大麻（マリファナ）」が入った袋を愛娘のハーモニーちゃん（3）の目の前に差し出し、匂いを嗅がせておもしろがる様子を撮影した動画をインスタグラムのストーリーにアップして、物議を醸している。

　問題になっている動画がコチラ。

　動画には、大麻が入ったビニール袋を見て「ブロッコリー」と嬉しそうに言うハーモニーちゃんに、YGが「どんな匂いがする？」と言いながら彼女の顔のあたりまで袋を近づけると、ハーモニーちゃんが再び「ブロッコリー」と答えるという、父娘のやりとりがおさめられていた。

　YGが暮らすアメリカのカリフォルニア州では、2018年1月から大麻の売買＆所持が合法化されたため、彼が大麻を所持していることは法的にはなんの問題もない。しかし、日本はもちろんのこと、アメリカでもいくつかの州ではいまだに“違法薬物”として使用が禁止されている大麻を、まだ3歳の幼女に見せただけでなく、匂いまで嗅がせたYGに倫理的にどうなのか問う声が殺到。

　ただし、意外にも「カリフォルニア州では合法だから」という理由で、YGのこの行動を支持する声も多く、なかには性教育と比較して、「性交渉と同じく、いずれ大麻の存在を知るんだから、隠さずに見せたYGはむしろ潔い」なんていう、日本ではちょっと考えられないような意見も。

　ちなみに、動画がアップされたのは投稿から24時間で自動的に消去されるストーリーだったこともあり、YGはまるで今回の件がなかったことのように沈黙を貫いている。（フロントロウ編集部）