ニキビは種類によってメイク法が違う?
ニキビとひとことに言っても、肌の状態によっては赤かったり、茶色がかったり、かさぶたができていたりと症状はそれぞれ違うもの。しかし、症状はさまざまなのに、ニキビや肌荒れのカバー法は同じ方法で対処しがち。
専門家によると、ニキビのタイプによって、それぞれカバーの仕方が異なり、上手に使い分けることで、ガンコな肌荒れをより目立たなくすることができるという。
さっそく、それぞれのニキビの悩みに合わせた効果的なメイク法をご紹介。
悩み① 大きくて赤い、しこりがある
赤くて大きい、通称“赤ニキビ”は、しこりがあるため、厚塗りしてしまうと逆に目立ってしまうと話すメイクアップ・アーディストのオータム・モウルトリー。また、赤ニキビは炎症を起こしている状態のため、油分を多く含むファンデーションなどは、毛穴をふさいでしまうため避けたほうが良いと米メディアAllureにコメント。
オータムによると、薬用タイプのコスメやCCクリームなど肌に優しいアイテムがオススメで、目立たなくするには、赤みを消す補色のグリーン下地を使い、その上にイエロー系のコンシーラーを塗るのがオススメだという。
悩み② かさぶたができている
ニキビをうっかり潰すとできてしまう「かさぶた」は、なかなかコンシーラーで隠せない厄介なニキビ。皮膚科医のジョシュア・ザイクナー医師によると、かさぶたができたニキビは、すぐにメイクで隠すのではなく、まず充分に保湿するようアドバイス。
保湿の仕方についてジョシュア医師は、はじめに蒸しタオルで皮膚を柔らかくするようアドバイス。このひと手間を加えることで保湿剤が浸透しやすくなり、カサカサした「かさぶた」にうるおいを与え、コンシーラーが白浮きしてしまう原因のデコボコを軽減。ニキビが悪目立ちせず、キレイにカバーされるそう。
悩み③ 治りかけの赤黒いもの、茶色いニキビ跡
ニキビが治りかけで赤黒くなっているニキビや茶色いシミのようなニキビ跡も、なかなかカバーしづらいクセモノ。メイクアップ・アーティストのマリー・ロンカルによると、明るい色のコンシーラーは逆にニキビを目立たせてしまうため、ワントーン暗めのコンシーラーを選ぶのがオススメとのこと。
肌荒れしている時の肌はとてもデリケート。肌荒れを長引かせないためにも、メイクをする時はなるべく負担をかけないようにソフトタッチを心がけて。(フロントロウ編集部)