MCU唯一の「クリスマス映画」とは?
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画といえば、ご存知の通り、マーベルコミックのキャラクターを実写化したもので、CGを駆使した壮大なアクションによって描かれる正義のヒーローの活躍が、人々に勇気を与える作品。
アイアンマンやキャプテン・アメリカ、マイティ・ソーなど、戦い方も性格も異なるヒーローたちによる単独映画が描かれながらも、2019年にはヒーローたちが集結するアベンジャーズシリーズの完結編『アベンジャーズ/エンドゲーム』が公開。個性豊かなヒーローたちが一致団結して戦うその姿に、世界中の人々が魅了された。
2008年の映画『アイアンマン』から始まったMCUは、今や20本以上の作品が公開され、歴代興行収入ランキングには多くの作品がランクインするという、まさに社会現象となっている巨大ユニバース。
そんな映画のなかで唯一、年末にかけて視聴者が増える「クリスマス映画」に区別される映画があるという。
11月に全米でスタートした新たなストリーミングサービス「ディズニー+」では、なんと2013年に公開された『アイアンマン3』が、クリスマスと検索すると出てくるという。
たしかに『アイアンマン3』の舞台はクリスマスの時期と重なるが、よくあるプレゼント交換やサンタクロースとの関わりといったシーンは出てこない。
とはいえ同作には、ロバート・ダウニー・Jr.演じるトニー・スタークの研究所でクリスマスの定番ソング「ジングルベル・ロック」が流れたり、クリスマスツリーやサンタクロースの帽子などが映像に映ったりと、前作にはなかった“クリスマスらしさ”が感じられるシーンがある。
こうしたシーンからか、ディズニー+を運営するウォルト・ディズニーは、『アイアンマン3』を「クリスマス映画」と区別したよう。(フロントロウ編集部)