ロバートが『トワイライト』の話に違和感
ティーン世代を中心に、全世界で“ヴァンパイア”ブームを巻き起こした映画『トワイライト』シリーズ。小説が映画化されたことで生まれた同作は、ヴァンパイアと人間の“禁断の恋”を描き、全部で5作品の映画が制作された。
そんな作品で主演を務め、人間に恋をしてしまうヴァンパイアを演じた俳優のロバート・パティンソンが、当時作品について感じていた正直な感想を米Varietyに語った。
「奇妙なストーリーだよ。人々の反応の仕方がとても変だと感じた。元々の本は、とてもロマンチックだと思うけど、それって『きみに読む物語(※)』みたいなロマンチックさではない。トワイライトは、ある男が1人の女の子と一緒になりたいと思うと同時に、彼女のことを食い物にしたいと思う話。食べるっていう表現じゃないね、彼女の血を飲みたいって思う男の話。僕はすごくおかしいと思っていたよ」
※正統派ラブストーリーを得意とするニコラス・スパークスのベストセラー作品。純愛の物語として知られる同小説は映画化された。
2012年に最終章『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part 2』が公開され、そのシリーズに幕を降ろした『トワイライト』。今もなお高い人気を誇る映画だけれど、主演を務めたロバート本人には、複雑な思いがあったよう。(フロントロウ編集部)