ハリーがゼインのことを“忘れた”!?
活動休止中のワン・ダイレクション(以下1D)のメンバーで、現在ソロで活動するハリー・スタイルズが、新曲&新アルバムのプロモーションを兼ねてアメリカの人気コメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ(Saturday Night Live)』にホスト兼音楽ゲストとして出演。そのなかで、1Dを脱退したゼイン・マリクに辛口なジョークをお見舞いする場面があった。
この日、番組冒頭の語り(モノローグ)も担ったハリーは、「知ってるかどうかわからないけど、じつは僕はもう“ボーイズ”バンドには所属してない。今は“メンズ”バンドの一員だ」と切り出すと、続けて「ワン・ダイレクションっていう名前のバンドにいたんだけど、もし今日この場にメンバー全員がそろったら最高だよね。でも、彼らはここにいない」と自虐的にコメント。
We’re taking things to the next level with @Harry_Styles. #HarryOnSNL pic.twitter.com/25Ln0FJCTb
— Saturday Night Live - SNL (@nbcsnl) November 17, 2019
その流れで「彼ら(1Dのメンバー)のことを心から愛してる。僕にとって兄弟みたいな存在だ。ナイルにリアム、ルイ……」と3人のメンバーの名前を口にしたところで、わざと“あともう1人は誰だっけ?”といった様子で考え込むフリをすると、しばらく間をあけてから「ああ、リンゴだ!そうだ、そうだ」とゼインではなくビートルズの元メンバーであるリンゴ・スターの名前を出して、ゼインの存在を無き者に。
正確にはゼインは元メンバーで、現メンバーではないのでこの扱いはしょうがないのかもしれないが、ハリー、ナイル・ホーラン、リアム・ペイン、ルイ・トムリンソン、そしてゼインの5人で、2010年に音楽オーディション番組『Xファクター』のなかで結成された1Dは、ゼインが脱退するまでの約5年間、家族よりも長い時間を一緒に過ごした。
真意はわからないが、ハリーはこれまでゼインが脱退したことに理解を示していただけに、今回、こういったかたちでネタにしたことにファンから驚く声も上がっている。(フロントロウ編集部)