地味に痛い、冬の大敵「ささくれ」
爪のまわりの皮膚が部分的に剥がれている状態の「ささくれ」。指先が乾燥していたり、栄養不足が原因で起こると言われている「ささくれ」は、地味に痛いうえに、見た目も気になるもの。
ささくれができてしまうと、気になって自分でむいてしまう人も多いと思うけれど、専門家によると、この行為はNG。

ネイリストのトレーシーは、「乾燥したささくれは、一見剥がれやすそうに見えるけれど、実はほとんどの場合まだ健康な皮膚とつながっている」と話し、無理に引っ張ると皮膚を深くえぐってしまい、ささくれの治りが遅くなると米メディアAllureにコメント。
ささくれには、オイルケア!
そんな痛くて辛い「ささくれ」にオススメなのが「ビタミンEオイル」。
トレーシーによると、ビタミンEオイルは保湿効果が高く、爪の周りに塗ることで皮膚にうるおいを与え、乾燥による痛みを軽減してくれるとのこと。

また、ビタミンEオイルは肌に浸透しやすいオイルのため、ささくれを柔らかくしてくれる効果も。柔らかくなったささくれを、ネイルシザーやニッパーでカットすれば、どこかにささくれを引っかけて悪化させることなく、スムーズに治っていくはずとアドバイス。
ささくれを予防するには
最後にトレーシーは、ささくれを予防するコツも紹介。トレーシーいわく、ささくれを予防するポイントは、とにかく乾燥させないこと。トレーシーは、「大前提として、爪や皮膚は噛まないこと。唾液がつくと余計乾燥しちゃうからね。あと、毎日オイルで保湿する習慣をつけて」とコメント。日ごろからビタミンEオイルで保湿ケアを行なうことで、ささくれ知らずの健やかな指先が保てるという。

乾燥する季節に増えてくる痛いささくれは、放っておくと悪化する恐れがあるから、なるべく早めのケアが大事。指先の乾燥が気になったらプロのケア方法を参考にしてみて。(フロントロウ編集部)