アメリカン・ミュージック・アワードでラップ&ヒップホップ部門のフェイバリット・アーティスト賞に輝いたラッパーのリル・ナズ・Xが、受賞スピーチでカミングアウトできずに苦しむ人たちに向けてメッセージをおくった。(フロントロウ編集部)

短いけど「心に響く」話題に

 今年、マイリー・サイラスの父でカントリーシンガーのビリー・レイ・サイラスをフィーチャリングに迎えた異色のカントリーラップソング「オールド・タウン・ロード(Old Town Road)」が全米シングルチャートで驚異の19週連続でナンバー1を獲得し、これまでの歴代最長記録を塗りかえたラッパーのリル・ナズ・X

画像: 短いけど「心に響く」話題に

 プライベートでは、6月に同性愛者であることを公表するなど、まさに「2019年の顔」と言っても過言ではないほど、何かと世間で話題になることが多かったリル・ナズが、米現地時間11月24日にロサンゼルスで開催された音楽の祭典「アメリカン・ミュージック・アワード(以下AMA)」で、ラップ&ヒップホップ部門のフェイバリット・アーティスト賞を受賞した。

 受賞スピーチの際、この日、授賞式に出席することができなかったビリー・レイと、息子の勇姿を見に会場に駆けつけてくれた父親に、真っ先に感謝の言葉を口にしたリル・ナズは、続けてかつての自分のように自分の性的指向に関する悩みを抱え、カミングアウトできずに苦しむ人たちに向けてこんなメッセージをおくった。

画像: 父親のロバート・スタフォードと一緒にレッドカーペットを歩いたリル・ナズ。

父親のロバート・スタフォードと一緒にレッドカーペットを歩いたリル・ナズ。

 「あまり深い話をするつもりはないんだけど、たとえ君が15歳だろうが、30歳だろうが、55歳だろうが関係ない。“機会を逃した”と思ってる人たちに言いたい。“その時”はいつでも君のことを待っている」

 少年時代から「同性愛者である」という自覚があったリル・ナズだが、それを受け入れてもらえるような環境にいなかったため、誰にも本当のことを言えず苦しんでいた時期があった。そんな彼の短いながら核心をつく言葉に、ファンから「感動した」「たった20~30秒のスピーチだけど涙が出てきた」など、称賛する声が殺到している。

 リル・ナズのスピーチの動画はコチラから。

(フロントロウ編集部)

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