テスラ社の新車の窓ガラス大破事件
電気自動車メーカーのテスラ(Tesla)が11月の発表会で、満を持してお披露目したフル電動のピックアップトラック「サイバートラック」。これまでにないデザインの車体が話題になるなか、もっとも注目を浴びてしまったのが、発表会で起きた“アクシデント”。
サイバートラックは車体の強固さが売りのひとつで、発表会ではそれを証明するために、窓ガラスに石を投げつけるデモンストレーションが行なわれた。
しかし石を投げてみると、「絶対に割れない」はずの運転席側の窓ガラスは大破。会場から苦笑いが漏れるなか、後部座席の窓でもトライしたところ、そちらも勢いよく割れてしまった。イーロン・マスクCEOは「改善の余地はありますね」とジョークを飛ばしたけれど、ネット上ではこのときの映像が瞬く間に拡散され、笑いのネタにされた。
WATCH: Tesla staffer tests out new pickup truck's "armored glass" windows –– and breaks them. After the botched demo, Elon Musk jokes: "There's room for improvement." https://t.co/3ZyKNJdCEp pic.twitter.com/z6qKfH0yGH
— CBS News (@CBSNews) November 22, 2019
LEGO社がSNSでテスラ社にジャブ
このテスラ社の騒動から週が明けて、米レゴ本社が、公式フェイスブックに一枚の写真をアップした。
そこに写るのは、4輪の車輪がつけられたレゴピース。
煙がたつ薄暗い建物のなかで光り輝く様子は、まさしく、サイバートラックのプロモ写真さながら。長方形のレゴピースは、サイバートラックがゴツゴツしていて「醜い」という評価を一部で受けていることへのジャブだろう。
さらにレゴ社はキャプションに、「トラックの進化がここに。飛散防止の確証アリ」と、窓がバキバキに割れてしまったテスラ社製のサイバートラックをいじるコメントまでつけた。
サイバートラックのがっしりとした車体をレゴピースで表し、さらに、人が踏んでも壊れないレゴピースの頑丈さをジョークに変えるという、レゴ社にしかできないジョークをさく裂させた本投稿は、24時間以内で1.5万回以上もシェアされている。(フロントロウ編集部)