Photo:ゲッティーイメージズ,Lucasfilm/Walt Disney Productions / Album
映画『スター・ウォーズ』シリーズ初の実写ドラマとしてディズニー+で配信中のスピンオフ作品『マンダロリアン』のあるシーンに、絶対に映ってはいけない物が映り込んでしまった。(フロントロウ編集部)

初歩的すぎるミスにファン激怒

 大人気SF映画シリーズ『スター・ウォーズ』の世界を舞台に、映画『スター・ウォーズエピソード6/ジェダイの帰還』(1983年公開)から5年後の時代に新銀河共和国の手が行き届かない地で活動する孤独なガンファイター、マンダロリアンを主役とした物語を描くドラマ『マンダロリアン』。

 11月末に北米で開始したディズニー+(Disney+)での配信開始から、世界中の『スター・ウォーズ』ファンたちの間で話題沸騰となっている同作だが、あるエピソードに、映像界におけるタブーとも言われる“あるもの”が映り込んでいるのが発見され、世界観が台無しだとファンたちを激怒させている。

 同作の第4話目「チャプター4:サンクチュアリー(Chapter 4:Sanctuary)」のあるシーンに映り込んでしまったのは、役者たちの声を拾うために使用される「ブームマイク」と呼ばれるアームのついたマイク。

画像: ※イメージ画像

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 画像では分かりにくいので、ファンが怒りを露わにする指摘動画をご覧いただきたいのだが、よく目を凝らして見ると、確かに、ふわふわとした素材のカバーがついたブームマイクが画面の上のほうにゆらゆらとチラつくのがわかる。

 「映ってはいけない物が映っていた」というミスは、過去の映画やドラマでも何度も起こってきたこと。最近では、社会現象的ヒット作となった米HBOの『ゲーム・オブ・スローンズ』の最終章のあるシーンに、コーヒーチェーン、スターバックスのカップが映り込み、一大騒動に発展したばかり。

 しかし、セットから衣装、キャストに至るまで、映画にも引けを取らない映像美やリアルな世界観を追求する『マンダロリアン』は、1話あたりの制作費が1500万ドル、日本円にして16億円を超えると言われている。

画像: ©Lucasfilm/Walt Disney Productions / Album

©Lucasfilm/Walt Disney Productions / Album

 そんな気合いの入った大作であり、しかも『ゲーム・オブ・スローンズ』の一件が世間を騒がせたばかりなのに、ブームマイクが映り込むという初歩的なミスを犯してしまったこと、スタッフの誰もがそれに気づかずにそのまま配信してしまったというずさんさに、ファンたちは呆れかえっている。

 このミスに対し、制作を手がけるルーカス・フィルムや制作総指揮を務めるジョン・ファヴローがどのように対応するかが注目を集めている。(フロントロウ編集部)

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