スカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバーが夫婦の離婚を描くNetflixオリジナル映画の『マリッジ・ストーリー』が、ゴッサム・インディペンデント映画祭で4冠を達成。(フロントロウ編集部)

驚異の4冠『マリッジ・ストーリー』

 映画『マリッジ・ストーリー』は、映画『フランシス・ハ』や『ヤング・アダルト・ニューヨーク』などのノア・バームバック監督が制作したNetflixオリジナル映画。日本国内のいくつかの劇場では2019年11月29日から上映が始まっているが、Netflixでは12月6日から配信スタート。

 本作は第76回ヴェネツィア国際映画祭、第46回テルライド映画祭、第44回トロント国際映画祭、第57回ニューヨーク映画祭、第63回ロンドン映画祭で上映され大絶賛をもって迎えられ、米映画レビューサイトRotten Tomatoesでも批評家スコア98%を獲得している。

 主演は『スター・ウォーズ』シリーズのアダム・ドライバーと、『アベンジャーズ』シリーズのスカーレット・ヨハンソン

【あらすじ】
離婚プロセスに戸惑い、子の親としてのこれからに苦悩する夫婦をリアルに描いた作品。2人は円満な協議離婚を望んでいたものの、お互いに対する不満が噴出し、離婚弁護士を雇った裁判になってしまう。しかし、負けず嫌いという共通点を持つ2人がそれぞれの弁護士と離婚の話を進めていくうちに、次第に事態はややこしくなっていき、ニコールは「自分じゃなく彼のために生きていた…」と隠れていた本当の気持ちに気付いていく。果たして、すれ違ってしまった2人が選ぶ結論とは?

 そんな『マリッジ・ストーリー』は、1991年から続くニューヨークの映画祭、ゴッサム・インディペンデント映画祭で、最優秀長編映画賞、脚本賞、主演男優賞(アダム・ドライバー)、観客賞を受賞。同映画祭で史上まれにみる、4冠を達成した。

画像: ©Netflix

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 ゴッサム・インディペンデント映画祭ではこれまでに映画『君の名前で僕を読んで』や『ムーンライト』、『スポットライト 世紀のスクープ』などが作品賞を受賞しており、これからやってくるゴールデングローブ賞やアカデミー賞の受賞にも影響がある。

 ちなみに、主演女優賞を受賞したのは『ザ・フェアウェル』のオークワフィナ。オークワフィナは、同作でゴールデングローブ賞やアカデミー賞主演女優賞の呼び声も高い。

 Netflixオリジナル映画『マリッジ・ストーリー』は12月6日にNetflixで配信スタート。(フロントロウ編集部)

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