クリスマス映画の定番『ホーム・アローン』シリーズ
1990年に第1作目が公開された映画『ホーム・アローン』シリーズ。その7年後である1997年に公開された『ホーム・アローン3』でも、1作目と2作目で主演を務めたマコーレー・カルキンが続投するかと思いきや、まったく別のキャスト陣によって制作された。
第1作目から7年が経ち、マコーレーがすでに成長していたことで、別の子役が選ばれたのは当然と考えたファンも多かったけれど、じつは『ホーム・アローン3』の企画が持ち上がった当初は、ふたたびマコーレーが主演する計画だったという。
米Screen Rantによると、『ホーム・アローン3』シリーズで脚本を担当したジョン・ヒューズは、当初はティーンエイジャーになったマコーレー演じるケビン・マカリスターが主役で、悪役も、ダニエル・スターンとジョー・ペシが再演する脚本を書いていたという。
しかしマコーレーは、1994年から1998年まで俳優業を休業していた。『ホーム・アローン3』の制作は、ちょうどそのタイミングで進められたことで、結果的にまったく別のキャスト陣・まったく別のストーリーとなったそう。
その後、俳優業に復帰したマコーレーは、2018年12月にGoogleのキャンペーン広告で『ホーム・アローン』の名シーンを約30年ぶりに再現。Disney+によって『ホーム・アローン』のリメイクが決定した際にも、おもしろ写真をインスタグラムに公開してファンの笑いを誘っていた。
ちなみに、『ホーム・アローン3』のオーディションには、100人以上の子役が集まったという。(フロントロウ編集部)