モデルのカーリー・クロスが、先日発表されたヴィクトリアズ・シークレットのファッションショー中止のニュースについて言及した。(フロントロウ編集部)

カーリーの意見とは?

 毎年恒例だったファッションショーの今年度の開催中止を11月に発表した、ランジェリーブランドのヴィクトリアズ・シークレット。豪華なミュージカルゲスト、そしてブランド広告塔のエンジェルはじめモデルたちが作り出す煌びやかな世界観が多く人を虜にしてきたため、落胆する声も多く聞かれた。

画像1: カーリーの意見とは?

 これまでブランドが打ち出してきた“理想の女性像”が、多様性を求めるようになった世間の流れにそぐわないと言われてきたヴィクトリアズ・シークレット。ブランドの広告やランジェリーのスタイルを通して世に発信した「美とは、セクシーであること」というイメージや、プラスサイズやトランスジェンダー(※)のモデルを起用しないブランドの方向性が批判を浴び、今年8月にはマーケティング担当のエド・ラゼックがその役職を降りることを発表した。
※トランスジェンダーとは、心と体の性が一致しておらず、性転換をしたい・した人のこと。心と身体の性を一致させたいトランスジェンダーの人々のことをトランスセクシュアルと呼ぶ。

 そんななか、テレビ番組『Today』にモデルのカーリー・クロスが出演。同ブランドのファッションショーが開催されないことが話題に上がると、こう話した。

画像2: カーリーの意見とは?

「(ファッションショーの中止は、)私たちが生きている今の社会を反映していると思う。消費者たちは、多様性に富んでいて、あらゆる体型に対してポジティブで持続可能なブランドを欲しているでしょう。どんなブランドも進化しないといけないの」

 カーリーは、ヴィクトリアズ・シークレットのショーが行なわれないことに驚きを見せることはなく、同ブランドが体型や人種など、多様なアイデンティティを受け入れることに欠けていたことを示唆した。

画像3: カーリーの意見とは?

 2013年から2015年までヴィクトリアズ・シークレットのエンジェルとして活躍を見せたカーリー。今年7月には引退理由として、自らが世の若い女性たちに伝えたい美しさと、ブランドが発信するメッセージにズレがあったと胸の内を明かしたけれど、そのときは同ブランドのカタログモデルを務めたことがあるシンシア・キルヒナーが、「カーリーが恩をあだで返した」と、難色を示していた

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 しかし番組でカーリーは、「ヴィクトリアズ・シークレットが与えてくれたチャンスには感謝している。でも、私は前に進む時期だった」とコメントを残した。

 ヴィクトリアズ・シークレットのファッションショーは、過酷なトレーニングを経て体づくりをしたモデルたちがスポットライトを浴びる大きな舞台。彼女たちのルックスが、多様性の“ひとつ”として保たれてもいいという意見も聞かれていたが、カーリーの言うようにブランド全体としてのモデルの多様性の欠如や、流出したメモで明らかとなったショーのテレビ視聴率の低下が、今年のファッションショーを中止とする要因になったと見られている。(フロントロウ編集部)

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