待望の『若草物語』、プレミア開催
映画『レディ・バード』のグレタ・ガーウィグが監督を務め、シアーシャ・ローナン、エマ・ワトソン、フローレンス・ピュー、エリザ・スカンレンが4人姉妹を演じる『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(LittleWomen)』のプレミアが、2019年12月8日にアメリカのニューヨーク近代美術圏で開催された。
プレミアに現れたのは、主演の4姉妹に加えティモシー・シャラメ、トレイシー・レッツ、ローラ・ダーンなど。
監督のグレタは、米HollywoodReporterに「この本は私の人生に大きな意味をもたらしました。作家になり、監督になり、大きな夢を持ち、野心的で、自分が望むものすべてが手に入れられると感じさせてくれた本でした」と語った。
豪華キャストで贈る“若草物語”
本作は、19世紀を代表する女性作家、ルイザ・メイ・オルコットの自伝的小説『若草物語』を、四姉妹の次女ジョーの視点から斬新にアレンジした映画。米批評サイトRotten Tomatoesでは、現在96%の評価を得ている。
女性にとっての結婚、仕事、人生の選択肢、そして「自分らしさとは何なのか?」という現代を生きる私たちの中にもある普遍的なテーマを瑞々しくとらえる本作。自分が信じた道を進むことで立ちはだかる障害や心の葛藤をエモーショナルかつ大胆で繊細に描いている。
旬な若手からアカデミー賞常連の名優まで、豪華スタッフ×キャストが終結したことも話題で、主演のシアーシャとそのソウルメイトを演じるティモシーは映画『レディ・バード』から2度目の共演となった。
ちなみにシアーシャは、先日発表されたゴールデン・グローブ賞の主演女優賞にもノミネートされている。
そんな映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(Little Women)』は、2020年3月から日本でも上映決定。(フロントロウ編集部)