米ディズニーランドに古くからあるアトラクションの中でなんとも奇妙な事件が発生。一体なぜこんなことに?(フロントロウ編集部)

謎が謎を呼ぶ珍事件

 先日、米フロリダ州オーランドに広大な敷地をかまえる世界最大のディズニーリゾート「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」にあるマジック・キングダム(※)で、なんとも奇妙な事件が発生した。
※中のつくりはディズニーランドとほとんど変わらないが、世界各国のディズニーランドの中で、唯一「ディズニーランド」という名称がつけられていないディズニーランドとして知られる。

 トラブルが起きたのは、世界各国のディズニーランドの中でここマジック・キングダムにしかない“唯一無二”のアトラクション、カルーセル・オブ・プログレス (Walt Disney's Carousel of Progress)。

画像: 謎が謎を呼ぶ珍事件

 20世紀に入ってから現代までの人々の暮らしの変化や進歩(プログレス)を、6つの時代に分けて、オーディオアニマトロニクス(※)が表現するカルーセル・オブ・プログレスは、アトラクションの中が回転式の劇場になっており、シーン(時代)が変わるごとに、中央にある円形のステージを囲うように設置された観客席が回る仕組みになっている。
※ディズニーランドのアトラクションでよく使用されているしゃべったり、動いたりする人形のこと。

 この平和そうなアトラクションで、上演中に突如ステージに乱入した男性客が、駆けつけた別の男性客によって床になぎ倒され、ステージから引きずり下ろされるという、前代未聞の事件が発生。偶然、その場に居合わせた人が撮影した映像に、この奇妙な出来事の一部始終が記録されていた。

 最初にステージに上がった青いシャツの男性のうつろな表情から、酒や薬の使用によって意識が朦朧とした状態にあった可能性が考えられるが、現時点ではセットの一部が破損したことだけしかわかっておらず、謎は深まるばかり。

 一体、あの青いシャツの男性の身に何があったのか、そしてもう1人の男性は青いシャツの男性の知り合いなのかなど、疑問はつきないが、今回の件でディズニー側はコメントを差し控えているため、真相はわからずじまいとなっている。

事件が起きたアトラクションは「絶対に終了しない」ことで有名

 ほぼ毎年のように新しいアトラクションが誕生しているディズニーランドでは、その裏で永遠に姿を消したアトラクションが数多く存在するが、カルーセル・オブ・プログレスは、ディズニーランドの創設者である故ウォルト・ディズニー氏が実際にこのアトラクションの制作に携わり、特別な思い入れがあったことから、何があっても「絶対に終了しないアトラクション」として知られる。

元々1964年に行われたニューヨーク万国博覧会のために作られ、1975年にマジック・キングダムに移設された。

 最新&最先端のアトラクションと比べると見劣りするが、アトラクションのテーマが「進歩」のため、時代に取り残されないように、オープン以来これまでに何度か内容を変更して、リニューアルを繰り返しながら存続している。(フロントロウ編集部)

この記事を気に入ったら、「FRONTROW」のfacebookページをいいね!する

This article is a sponsored article by
''.