12月12日にイギリスで総選挙が行なわれ、熟年層に支持者が多い保守党が圧勝という結果に。選挙当日は投票所前に長い列ができるほどで、その投票率に注目が集まっている。(フロントロウ編集部)

結果は保守党の圧勝

 ブレクジット(イギリスのEU連合離脱)問題に対する各党の姿勢がポイントとなった2019年英国総選挙が行なわれ、ボリス・ジョンソン首相が率いる保守党が、ジェレミー・コービン率いる労働党に圧勝した。保守党が過半数を超える得票数を得たことによって、ジョンソン首相が掲げる来年2020年1月のイギリスのEU連合離脱が現実味を帯びた。

画像: 結果は保守党の圧勝

 そんななか各地の投票所の前に長蛇の列ができ、投票までに長い時間を要したことが投票に出向いた人々によって明らかにされている。

2019年英国総選挙、若者の参加が目立った?

 地球電磁気学者のマーティン・アーチャーは、「投票所にこんな列が出来ているのを見たことがないよ」とツイート。マーティンによると、投票するまでになんと45分もの時間がかかったという。

 ロンドンに住む別の女性も、投票するまでに列に20分並んだことを明かした。

 また、各写真をよく見ると若者らしき人々が多いことが分かる。ある男性は、「(投票所前に)列が出来ているのを見たことがないし、全員若者なんだ」とツイートしている。

若者層と熟年層の対立が著しい

 今回の総選挙における投票率はまだ明らかになっていないが、ブレクジットが大きな議題になって以降若者の投票率は上がっており、英Financial Timesによると、2017年に行なわれた総選挙では18歳から24歳の若者のうち64%が選挙に参加した。そして今回の2019年総選挙前に投票に必要な登録を済ませた市民の数は、2017年よりも38%以上上昇したことが英Electoral Reform Societyの調査で明らかになっている。

 とはいえ、若者よりも45歳以上の年代以降の投票率は依然として非常に高い。そして若者層は労働党を支持する傾向が強い一方で、熟年層は保守党を支持する傾向が強く、選挙においては熟年層の意見が反映されやすいと見られている。

 ブレクジット問題が勃発するきっかけとなった、2016年のイギリスの欧州連合離脱是非を問う国民投票では、18歳24歳の若者のうち64%が投票に参加したが、65歳以上の投票率は90%に及んだことがLondon School of Economicsの調査で明らかになっている。当時、若者のうち75%がEU連合在留に投票していた。(フロントロウ編集部)

この記事を気に入ったら、「FRONTROW」のfacebookページをいいね!する

This article is a sponsored article by
''.