アイラインを長持ちさせるメイクの裏技
アイラインを描き入れる目の周囲は粘膜に近く、さらによく動かす箇所なので、せっかく描いたアイラインが落ちやすい。またツヤ肌がトレンドの今は、目元まわりにもクリームアイシャドウやハイライターでツヤを足していると、油分でさらにアイラインが落ちやすくなって、気づいたらアイラインが消えていた!なんていうことも。
そんな悩みを解消する、海外のプロが行なっているアイラインが落ちないようにするためのメイクのコツを紹介。
アイラインを描き入れる場所がカギ
アイラインの主役といえば、まつ毛が生えている部分の上に描かれる、目頭から目尻にかけた美しいライン。けれど、女優のケイト・ブランシェット、アマンダ・サイフリッドらセレブを手掛けるメイクアップ・アーティストのメアリー・グリーンウェルが大切だと話すのは、まつ毛とまつ毛の間にしっかり描き入れること。
「すでにまつ毛の間には描いている」と思っている人もいると思うけれど、なんとなく埋めているのと、念入りにすき間を埋めたアイラインでは、仕上がりは別物。
メアリーはアイラインの描き方について、「鉛筆でもリキッドタイプでも、ペン先をそのエリアに入れて描くことを恐れないで」と米メディアrefinery29に話しているけれど、実際にメアリーが手掛けたメイクを見ると、まつ毛とまつ毛の間にアイラインをしっかり描き入れ、印象的な目元に仕上がっている。
セレブを手掛けるメイクアップ・アーティストのディック・ペイジも、アイラインは「直線で描くよりも、むしろ、目の内側に向かって短い動きで細かく描いていくようにして」と英メディアByrdieでコメント。アイラインは、横に引くよりも、まつ毛の間を縦に埋めるように描いていくべきだと話した。
まつ毛が生えているエリアのちょうど真上は、肌がツルンと平らになっているためアイラインを描きやすいけれど、その分ひっかかりがないのでアイラインが落ちやすい。しかし、まつ毛とまつ毛の間を埋めるようにアイラインを仕込んでいくことで、時間が経ってもアイラインが留まりやすくなるという。
ちなみにメアリーは、アイラインを描いたら、続いてたっぷりマスカラをまつ毛の根元からつけることをオススメ。「たっぷりマスカラをつけることで、アイラインはさらにしっかり美しく仕上がる」と話している。
アイラインは、目元の印象を大きく変えてくれる重要なメイク。これまでアイラインが消えがちで困っていたら、プロ推薦の裏技を取り入れてみては。(フロントロウ編集部)