トム・クルーズ、過酷な重力を受ける
1986年に公開され、トム・クルーズを一気にスターダムへと押し上げた映画『トップガン』の続編、『トップガン マーヴェリック』が2020年7月10日に日本ロードショーとなる。
“トップガン”とは、アメリカ海軍パイロットのエリート養成学校の通称。映画『トップガン』シリーズでは、エースパイロット候補生の挫折と栄光の日々を、瑞々しい青春&ラブ・ストーリーを重ね合わせて描き出している。
今回公開されたのは、マーヴェリック役を演じたトムや共演の若手俳優たちが壮絶なGを体験し、縦横無尽に空戦を行う、超絶ハードな撮影の裏側。
戦闘機が通り過ぎたときのスタッフの表情や、砂ぼこりが威力を物語ってくれている。
トム・クルーズは映像の冒頭で「『トップガン』は、空を飛ぶことへのラブレター」と語っており、この一言だけで、トムの作品に対する愛や自信が伝わる。
「前人未踏の映像を作るため、世界有数の操縦士に協力を仰いだ」とトムが語るように、精鋭パイロット達と制作スタッフが集結し、実際の戦闘機を使用した大迫力の飛行シーン撮影の様子が収められているメイキング映像となった。
プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーは「この映像体験は、CGでは作れない」と語り、「俳優たちが戦闘機に乗るなど不可能と思われたが、トムがいたから不可能が可能になった!」とコメントしている。
「飛行中の顔の歪みも演技ではない」と言うほどリアルにリアルを重ねた前代未聞な撮影の徹底ぶりは圧巻。
さらには6台のIMAXカメラを戦闘機に乗せて同時に撮影するなど、トム自身が「飛行シーンはすべて本物」と豪語する、最新技術の粋を集めた最高の“映像体験”が期待できる作品となっている。
期待の映画『トップガン マーヴェリック』は、2020年7月10日に日本公開。(フロントロウ編集部)