チークの入れ方がメリハリのある顔の秘訣に
チークは、顔に血色感を与えて健康的な肌に見せながら、それと同時に顔に立体感を与えてメリハリ小顔に見せてくれる優秀なアイテム。
そんなチークの使い方について、ビヨンセをはじめ有名セレブを手掛けるメイクアップ・アーティストのサー・ジョンは、チークで顔の立体感を強調するには、顔の形に合った正しい入れ方をマスターすることが大切だと米StyleCasterにコメント。顔型ごとに適したチークの入れ方をレクチャーした。
ビヨンセにメイクをするサー・ジョン。
丸型:チークは細く、斜めに入れて
丸型の輪郭は、チークを入れる範囲を最小限に抑えて、顔をシャープに見せるのがポイント。
シャープに見せるには、にっこり笑ったときに最も高くなる部分からチークを塗り始め、その顔の高い位置からこめかみにかけて斜めに入れること。さらに、できるだけ細くチークを入れるとシャープな印象に仕上がるそう。
ベース型:こめかみまでは塗らずに重心を真ん中に
頬や顎が角ばったベース型の輪郭は、顔の重心が真ん中になるようにメイクをして、エラの張りや顎のシャープさを目立たなくするのが大切。
顔の中心を意識させるには、黒目の下と頬骨がクロスするあたりから、ななめ上方向に楕円を描くようにチークを入れるのがポイント。ただし、こめかみの方まで引き上げたりせず、あくまでも顔の中心を意識して。
卵・逆三角型:仕上げたい印象で選べばOK
卵型や逆三角型の輪郭は、チークを塗るうえでお手本のような輪郭なので、どんな入れ方も好相性。仕上げたい印象に合わせて、チークの入れ方を選べばOK。
シャープに見せたい時は丸型の輪郭の入れ方を、柔らかく見せたい時はベース型の輪郭の入れ方を参考にしてみて。
顔型別でチークの入れ方を紹介したけれど、サー・ジョンいわく、どんな顔型でもどんなチークの入れ方でも避けたほうが良いのが、頬骨の下にチークを入れてしまうこと。シャープに見せたりメリハリをつけたりしようと、つい頬骨の下にチークを入れている人は、チークではなくシェーディングを使って影を入れるのがメリハリ顔を作るコツだという。
顔型に合ったチークの入れ方をマスターすると、顔にメリハリが生まれてほかのメイクも引き立つので、ぜひチャレンジしてみて。(フロントロウ編集部)