イギリスで、消防士が「変な出来事だった」と振り返る火事が起きた。(フロントロウ編集部)
人がいないのに家電から火
ある日、ある家のオーナーは家が火事になっていると報告してくれるアプリから通知を受け取ったという。
すぐに消防隊が駆けつけたところ、家のキッチン部分が煙に包まれていることに気がついた。火の出元は電子レンジで、レンジの中にパンが入れられていたことで、パンから火が出たことが原因だと判明した。
しかし当時家のオーナーは外出しており、レンジを使えたはずはないのになぜ火事が?と疑問に思ったのも束の間、その真相は、普段は家を“守ってくれる存在”がオーナーのいない間に自由に行動してしまったことのよう。
火事を起こしたのは、なんとオーナーが飼っていたハスキー犬。
電子レンジはキッチンカウンターの上に置いてあったそうで、ハスキー犬はそのレンジのスイッチを入れることが出来てしまったと見られている。
火事に対応した消防士は「変な出来事だった」と振り返ったうえで、「電子レンジは食材を入れておくスペースとして使用すべきではない」と話し、「動物や子供たちは、あなたが思うより簡単に電源を入れることができるんですよ」と注意を促した。
ハスキー犬にケガはなかったという。(フロントロウ編集部)
記事内の画像はすべてイメージです。