マイケルゆかりの品を6歳娘に
子供たちに高級ブランド品を着せたり高価なプレゼントを惜しみなく与えていることで知られるカニエ・ウェスト&キム・カーダシアン夫妻が、またもや一般家庭では考えられないようなクリスマスプレゼントを用意し、世間の度肝を抜いている。
普段からハイブランドのアイテムを身に着け、つい最近では、一流セレブの証であるエルメスのバーキンバッグを持ち歩いて羨望の眼差し浴びたノースちゃん。
そんな彼女にキムたちが贈ったのは、なんとシンガーの故マイケル・ジャクソンが生前に愛用していたジャケットとハットだった。
6歳にしてマイケルの大ファンだというノースちゃんのために、オークションを通じて入手したというこのジャケットとハットだが、単なるマイケルの愛用品ではない。
ベルベットのジャケットは、1997年にマイケルが懇意にしていた大女優の故エリザベス・テイラーの65歳のバースデーパーティーに出席した際に着用していた、肩から胸元にかけてラインストーンを使って美しいツタの模様が描かれた思い出深い1着。
2019年10月にニューヨークで行なわれたオークションでは、購入者は明かされなかったものの6万5625ドル(約718万円)で落札されたと伝えられた。
Kim Kardashian and Kanye West gift daughter North a jacket worn by Michael Jackson for Christmas. pic.twitter.com/GZBFoYAdTm
— Pop Crave (@PopCrave) December 24, 2019
キムはインスタグラムストーリーを通じて公開した動画の中で、ジャケットの着丈と袖丈をノースちゃんの体型に合わせてお直ししてあり、成長に合わせてサイズを調整できるようにしてあることを明かしつつ、「一生持ち続けられる1着」と説明。
さらに、このジャケットとセットで贈ったという、マイケルが名曲「スムース・クリミナル」のミュージックビデオで衣装として着用した白いフェドーラハットも紹介した。
世界各国の“マイケル展”で展示されたこともあるこのハットにも、ジャケットと同じくマイケルのフルネームを記した特製のタグが付属。さらに、マイケルがミュージックビデオの撮影当時塗っていたファンデーションの染みまで残っているという、ファンにとってはたまらない逸品となっている。
世間からは賛否の声が
愛するノースちゃんに“一生モノ”のプレゼントを贈ったことを称賛する声もあったが、本来ならば博物館に飾られていてもおかしくはない、文化的価値の高いマイケルの遺品を若干6歳の子供に与えたキムとカニエの子育て法を疑問視する人がほとんど。
キム曰く、ノースちゃんは憧れのマイケルの遺品を手にできたことにとても喜んでおり、感謝しているというが、SNS上では、「6歳の子どもには、そもそもマイケルの遺品の価値は理解できないはず」、「ディズニープリンセスの人形とか、もっと子供らしいクリスマスプレゼントをあげればいいのに…」、「マイケルが墓場で泣いている」といった厳しいコメントが相次いだ。
カーダシアン家のクリスマスパーティーで撮影されたウェスト家の家族写真。
さらに、近年再び浮上しているマイケルの未成年への性的虐待疑惑を引き合いに出し、そういった疑いのある人物が所有していたアイテムを子供に買い与えるのは考えものだと口にする人も。
ちなみに、キムは、今年のクリスマスに、故エルヴィス・プレスリーの大ファンだという弟のロブ・カーダシアンのために、同様にオークションで競り落としたという生前のエルヴィスが愛用していた2つの指輪を贈ったそう。
超リッチなことで知られるカーダシアン家。その常軌を逸したゴージャスな生活ぶりはdTVで配信中のリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』で見ることができるが、ノースちゃんがマイケルの貴重なジャケットを着こなす姿にも近々お目にかかれるかもしれない。(フロントロウ編集部)