※この記事には『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のネタバレが含まれています。
レイア姫の役はあの女優が演じていた
2015年から始まった大ヒット映画『スター・ウォーズ』の“続三部作”の完結編として2019年12月20日に公開されたシリーズの最新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』。この作品では、2016年12月に心不全のため60歳でこの世を去ったレイア姫役のキャリー・フィッシャーが出演していることでも大きな話題を呼んだ。
じつは今回サプライズだったレイア姫の出演シーンには、前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で撮影された8分間の未使用の映像を分析し復元されただけではなく、ある女優がひと役買ったという。
その女優は、同じく『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』に出演し、コニックス中尉として登場するキャリーの実の娘であるビリー・ラード。
劇中でマーク・ハミル演じる若き日のルーク・スカイウォーカーとレイア姫が一緒にいるシーンで、ビリーはキャリー演じるレイア姫のボディーダブルを担当したと視覚効果のスーパーバイザーであるパトリックが米Yahooに話した。
撮影は「感動的なこと」
パトリックは当時のことを振り返り「それは感動的なことであり、ビリーが喜んで母親のかわりを務めたことは全員にとって重大なことだった」と明かし、亡き母親の役を娘が受け継いだことがいかに感慨深かったかということを語った。
さらに「ビリーがキャリーのポジションを演じるということは、みんなにとってとても感情的になってしまう事だった。僕たちもとても気分が良かった。もし誰かにキャリーのパートを演じてもらうことになったとしても、それがビリーでよかった。なぜなら、僕たちがそこから描くことが出来るほど2人の間には似ていることが多かったから」と、2人は親子なだけありやはり似ていることが多かったという。
レイア姫の役をビリーが演じるということは、2019年の春に一度ウワサとして浮上したが、その際は公式が反応することなくウワサ止まりで終わった。しかし、今回公開から約3週間が経過し、パトリックは『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』での感動的なシーンを多くの人に共有した。(フロンントロウ編集部)